こんにちは、ARuFaです。
突然ですが、みなさんは現在疲れていますでしょうか?
何かと苦労の多いこの現代社会、我々の身体には時折「疲労」という怪物が土砂降りのスコールのように襲ってきますよね。
中でも疲れやすい身体の部位といえば、「目」、「肩」、「腰」という人間の代表的な三大ウィークポイントですが、
僕が思うに、人間にはそれら以外にも、もっと疲れが溜まっている場所があると思うんです。
それがこちらの・・・「お尻」です。
意外に思う方もいらっしゃるとは思いますが、座れば潰され、立てば筋肉を使わされているお尻は、まさに奴隷と同じ扱い。
我々人間は、知らず知らずうちにお尻を酷使している「超ケツ依存型動物」と言っても過言ではないでしょう。(今考えた言葉です)
・・・ならばそれを癒してあげるのが優しさというものですが、肩や腰と違ってお尻には専用のマッサージ店やエステサロンが無いのが現状。
このままでは全人類のケツが同時爆発するのも時間の問題なので、今回は疲れたケツを救うべく、こちらを検証してみたいと思います。
【検証】ケツに顔があればフェイシャルエステを受けられるのか?
これです。
本来は「顔」に施すフェイシャルエステ・・・。
それならば、ケツに顔が付いていた場合も、同じようにフェイシャルエステが受けられる可能性は高いと言えるのではないでしょうか。
メチャクチャなことを言っているのはわかりますが、これも自分のケツのため。早速検証してみたいと思います。
さあ、『ケツに顔を転写する』という、知っている単語の組み合わせでここまで想像できない行為も珍しいのですが、今回はこちらの転写シールを使ってケツに顔をつけたいと思います。
こちらは印刷した図形や写真を地肌に転写できる優れ者。これで顔のパーツを印刷し、ケツに貼り付けるだけで良いのです。
というわけで、顔のパーツを転写シールに印刷し、各パーツごとに切り分けた後は・・・
このように、各パーツをケツに転写していきます。
なお、身体の構造的に自分一人でケツに顔を転写することは非常に難しいため、今回は急遽友人のコウノスケ君を呼んで手伝ってもらいました。
休日に突然「ケツに顔をつけてくれ」というメールを送ったにも関わらず、手伝いに来てくれる友人がいて本当に良かったです。
・・・そして30分後。念願叶って顔を転写することに成功した僕のケツが、こちらになります。
すごい。
すごい。思ってたより何倍もすごい。
あまりのインパクトに、脳の今まで使っていなかった部分が活性化して偏頭痛になりました。
そして全身を写してみると、もはやケツが中心の生命体のようにも見えてきました。
また、思いつきで身体を丸めてみたところ・・・
「ニンニクのおばけ」みたいになってしまいました。
まさかケツに顔を転写しただけでこんな怪物が生まれるとは思っていなかったので、色々な感情がメチャクチャになり、最終的に何故か「感動」してしまったのが悔しいです。
・・・とはいえ、今回の目的はケツにフェイシャルエステをしてもらうこと。
ニンニクのおばけは今年のハロウィンで披露するとして、次はケツにフェイシャルエステをしてくれるお店を探します。
さあ、そんな訳でフェイシャルエステをしているお店に片っ端から電話をかける僕。
とはいえ、馬鹿正直に「お尻に顔が付いていた場合、フェイスエステは受けられますか?」と尋ねても、快諾してくれるお店はどこもありませんでした。
その上、「何故フェイシャルエステが出来ないのですか?」と聞くと十中八九「お尻だからです」と完璧な論破をされるため、電話をするごとに僕の心にもダメージが蓄積し、色々と辛かったです。
・・・しかし、それでも諦めずに電話を続けていると、唯一興味を持ってくれたお店を一件だけ発見!
興味を持ってくれたと言っても「何ですかそれ?」と聞き返してくれただけなのですが、可能性を感じた僕は自分のケツに対する思いを熱弁することに。
そして交渉すること数分・・・
FBI並の交渉術と、僕の熱い思いが伝わったのか、何とか予約をすることに成功。
ただ、当日しか予約が取れなかったため、僕は急いでお店へと向かうことにしました。
「行ってきます。」
さあ、そんなこんなでやってきたのは、東京は六本木駅。
多くの高層ビルが立ち並ぶこの街に、本当に僕のケツにフェイスエステを施してくれるお店があるのでしょうか。
若干の不安はありますが、これも自分のケツを癒やすため。
早速予約したお店へと向かいましょう。
そして駅から歩くこと10分・・・到着したのは「Tuning-homme」というエステサロン。
受付の方にはもう話がついているようで、入店早々「お尻の方ですか?」と聞かれたので、「そうですね」と返すと待合室に案内されました。
最悪のケースとして、入店と同時に「何がケツだ!」とボッコボコにされる可能性も考えてはいたのですが、そんなことは無く非常に安心しました。
さて、お店に入ると色々な説明と共に、カルテを書かされました。
本来はお尻に関するエステをする場所ではないため、見事にほとんどの項目が当てはまらなくて笑ってしまったのですが、
こちらの「気になる部分は?」という項目には、
「割れ目」と書くことができて、何だかとても満足しました。
そして、カルテを書き終わるといよいよエステを受ける個室へと案内されます。
店員さんから「では、着替えて下さい」と言われた僕は、言われた通りにズボンを脱ぎ・・・
ケツ(顔)を出しました。
すると、突如「うおおー!」とテンションが上がる店員さん。
「想像していたよりも顔ですね・・・!」と興奮しながら、ベッドへと案内してくれました。
そして、いよいよケツのフェイシャルエステのスタート!
まずは血行を良くするために、ケツに蒸気を当ててくれました。
いかがでしょう。いまだかつて見たことのない光景です。
顔のついたケツがスチームされ、徐々に血色が良くなっていく様子は、まるで果実がゆっくりと熟していく様子に似ていました。
そして暖かい蒸気により、しっとりとしていく僕のケツ・・・
身体の一部を局所的に温めるという点では足湯と同じなので、「まるでケツの足湯ですね」と店員さんに話しかけると、「何言ってるんですか?」と返されました。僕もそう思います。
さあ、ケツの血行を良くしたところで、次はマッサージです。
何度も何度も押したり伸ばしたりして老廃物を流していくのだとか。
「もしかしてパンをこねてる気分だったりします?」と聞くと、「そうですね」と正直に答えてくれました。
ちなみに、顔(ケツ)へのマッサージは揉むだけではなく、叩くとより効果があるらしいので、お願いしてみたところ・・・
バチバチバチバチバチバチィッ!!
「ウワアアアアーーーーッ!!!」
突然のマシンガンのような衝撃が身体を走り、思わず叫んでしまいました。
とはいえ、少し刺激があるくらいが血行も良くなるといいますし、これもケツを癒やすためなので我慢しましょう。
・・・そしてマッサージが終わったあとは、最後の仕上げとしてマスクをして潤いを与えます。
「なんだこれ。」
エステサロンで人面ケツにマスクを乗せているという状況には、さすがの僕も疑問を感じざるを得ませんでした。
・・・そして長い時間が過ぎ、ついにフェイシャルエステの全ての工程が終了!
長時間のエステを施された僕のお尻は、最終的にこんな感じになりました。
いかがでしょう。心なしか表情がキリッとしています。
触ってみると非常にモチモチとした弾力があり、まるでお餅のよう。『尻餅』とはまさにこのことを言うのかもしれません。
そして僕は、赤ちゃんのようにツルッツルのお尻を揺らしてエステサロンを後にしました。
さあ、そんなこんなでお店を後にした僕ですが、お店を出るとすぐにある事に気付きました・・・
「なんか歩きやすい気がする!」
そうなんです。エステ前に比べて、心なしかスムーズに歩ける気がするのです。
つまりこれは、お尻を十分に癒やすことができたということ・・・
お尻に顔をつければ、フェイシャルエステは可能な上に疲労も回復することができたのです!
という訳で、今回の結果はこちら!
いやぁ、まさか本当にエステが受けられるとは思っていませんでした。
確かにお店からは「今回だけですよ」とは言われたので二度と同じことはできませんが、このような経験を人生で味わうことができて本当によかったです!
今後もエステまでとは言わずとも、自分のお尻は大切に癒してあげたいと思います!
うぅぅぅーーー・・・・
・・・グッ
「ケツエステ最高〜〜〜!!!」
パタパタパタパタ・・・
パタパタパタパタパタパタ・・・
こちらからは以上です。