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余った切手を一日中舐めて食費を節約してみた。

こんにちは、ARuFaです。
突然ですが、皆さんのお宅には長い間使わないで眠っている「切手」はありませか?
 

相手に手紙を出す際に必要とされる切手ですが、現在となってはメールが普及し、我々が切手を使う機会は格段に減ってきました。
滅多に使わないというのにも関わらず、年賀はがきのクジで毎年のように記念切手シートが当選してしまい、増え続ける切手に困っている人もいるかと思います。
このままでは家が切手で埋め尽くされ、あなたは増え続ける切手に埋もれて息絶えることでしょう。
・・・しかしご安心を。皆さんは、切手にまつわるこんな雑学をご存知でしょうか?
『切手の裏に付いているノリは、1枚につき2kcalである。』
そう、切手の裏に付いているノリには意外と高いカロリーが含まれているのです。
140枚くらい舐めれば、ご飯一杯分くらいのカロリーを摂取することができるわけですね。
この事から、切手は効率よくカロリーを摂取することができる非常食的な側面も持っていると言えるでしょう。
 

そして運がいい事に、我が家には1円切手203枚余っておりました。
僕の祖父はかつて郵便局長だったらしいのですが、その関係上たくさんの切手を持っているらしく、以前大量に1円切手をもらったのです。
・・・そこで本日の記事では、切手を舐めてカロリーを摂取し、それだけで一日を過ごしたいと思います。
 


今日僕が口にできるのは切手の裏のノリだけ・・・。
しかし、この挑戦に成功すれば、かなりの食費の節約ができるでしょう。
現在の所持金が316円しかない僕にとって、これは非常にありがたいことです。
それでは早速まいりましょう。果たして人間は、切手の裏だけを舐めて生き抜くことができるのか!?
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
7時30分【起床】

さあ、チャレンジ当日。僕は7時30分に起床しました。
 
おはようございます
登場一発目から既に死にそうな顔ですが、僕は朝に弱いので基本的にいつもこんな感じです。
母からは以前、「死体で作られたマリオネットみたい」と言われた事もあります。実の息子に対して言う言葉とは到底思えません。
普段、学校に行く際などには、朝食をしっかり食べて身体にエネルギーを充電して元気いっぱい家を出ています。
・・・しかし、本日僕が口にできるのは切手だけ。不安しかありません。
 
・・・
まさか、僕の人生に起き抜けで切手を舐める日が来るとは思っていませんでしたが、とりあえず一枚行ってみたいと思います。
これで味が良ければかなり嬉しいんですけどね。
 
ペロッ
 
・・・
「・・・無味。」
見事に何の味もしませんでした。舐めた瞬間に舌がヌルっとしただけでした。
さすがは1枚2kcal、それ相応の味と言ったところでしょう。
僕は『料理はカロリーが高いほど美味い』という自論を持っているのですが、それに当てはめるとこの切手に味がしないのも当然です。
と、いうことで今度は枚数を増やし、3枚を一気に舐めてみることにしました。
 

1枚で無味でも、3枚ならばカロリーも3倍。それ相応の味がするはずですよね。
三人寄れば文殊の知恵が出るくらいですから、切手も三枚寄ればカレー味とかになるんじゃないでしょうか。
 
ペロ
 
・・・
何の味もしねぇ。
それはそれは見事な無味さでした。いくら舐めても手応えというか、味応えが無いのです。
舌に残るのはノリのヌルヌルとした感覚のみ。確かに何かを食べている感覚はあるのですが、味や臭いが全くしません。
これは新手の『無味地獄』と呼ぶべきでしょう。特に悪いことをしていないのに、いつの間にか僕は地獄に落ちていたのです。
 
ペロロロロロ
「うおおおーーーーーーーー!!!!」
3枚でダメならと、今度は5枚一気に舐めてみたのですが・・・
 
レロロロロロ
 
ペロレロペレロ
 
どういうことだよ
どう頑張ったって無味でした。朝からこれでは元気もクソもありませんし、元気もクソも出ません。
あまりにも食べ応えが無いので、切手を180枚舐めましたがお腹が膨れることはありませんでした。
チャレンジ開始から1時間も経っていませんが、早くもくじけそうになってきました。
 
 
12時15分【昼食】

・・・さあ、12時過ぎになったので昼食を食べましょう。
正直、お腹が減って減って仕方ないんですよ。朝食の時間から昼食までの時間が永遠に感じましたからね。
ちなみに朝食を食べたあとは、リビングでずっとテレビを見ていました。運動なんてできたもんじゃなりません。
 

さて、朝食では家にある203枚の切手のうち180枚を舐めてしまったため、郵便局に切手を買いにやってきました。
この時点で「余った切手で食費節約」という目的がブッ飛んだわけですが、残り半日を切手23枚で過ごすなんて考えられないのでそこは許してください。
 
やつれてる
家を出る際、母親に「どこに行くの?」と聞かれたので、「ちょっと郵便局で昼食買ってくる」と言って家を出てきました。
母は「訳わかんねぇ」と言っていましたが、本当にその通りだと思います。
と、いうことで1円切手を300枚買ってきました。
 
300枚
郵便局のカウンターで、「この郵便局にある1円切手を全て下さい」と言った時の店員さんの顔が脳裏に焼き付いて離れませんが、早速舐めていきましょう。
ちなみに嬉しいことに、今回の1円切手は1シートで丸々もらう事が出来ました。
 
美しい
100枚1組のシートです。見ようによってはクラスメートが全員休んだ集合写真にも見えます。
ここは一つ、せっかくの1シートなので豪快に舐めてみましょう。
 

「リンゴの丸かじりのようなノリでいただきます!」
 

スゥゥゥーーーーー・・・・
 

ベロベロベロベロベロベロベロ!!!!!
 

ベーロベロベロベロベロベロベロ!!!!
 

チュッ
 

ズビョッボォオボボボボーーーイ!!!!
 

ブボベベベッボベボベベバベバベ!!!!
 

「無味で〜す!!!!!!!!!!!」
1枚だろうと100枚だろうと、味はしませんでした。だめだこれ。
いくら値段やカロリーが100倍だろうとしても無味は無味、"0"には何をかけても"0"なのです。
昼食では200枚の切手を舐めましたが空腹は治まることはなく、逆に中途半端に口に物を入れているので、空腹がどんどん加速していきます。
あまりの空腹で頭もだんだんおかしくなってきました。
誰か助けて下さい。
 
 
3時00分【おやつ】

3時のおやつの時間。気付くと僕は空腹のあまり家を飛び出していました。
 

ホイホイホーーーーーーーーーイ!!!!
 

んんん切手を〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
 

舐めて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
 

貼り付けて〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
 

郵送ぬ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
・・・極限まで腹が減っているのに食べられる物が味の無い切手のみであり、食べれば食べる程余計腹が減る。
そんな八方塞がりの状況下の中、逃げ場を失ったフラストレーションが噴き出し、ついには体が宙に浮きました。
「せめて歯応えのあるものが欲しい」と思い、色々考えた結果このように切手を並べて、
 

 

そして、このように組み立てて、切手に歯応えを求めてみたのですが・・・
 

・・・・・
 
あぐ
・・・・・
 

無駄でした。ちなみにこの写真、本当に泣いています。
 
 
8時00分【夕食】

やっと夜になりました。
まさに地獄のようなこの一日も、後少しです。
空腹は限界を超え、もはや自分が生きているのか死んでいるのかわからなくなってきました。
 

味のあるものが食べたい。歯応えのあるものが食べたい。水が飲みたい・・・。
そう呪文のようにつぶやきながら僕がリビングに行くと、そこにはとんでもない光景が広がっていました。
 

「・・・・!!!!!?」
 

家族が夕食を食べていたのです。
肉の炒め物、ほうれんそうのソテー、納豆、ひじき、白米・・・そのどれもが輝いて見えました。
何よりリビングいっぱいに広がる夕食の香りが、僕の食欲を刺激します。
 

「いただきまーす!!」
 

「うんまぁ〜」
 

「チクショーーーーーーーーー!!!!」
生き地獄でした。
その気になれば僕だって切手をその辺に投げ出して夕食をお腹いっぱい食べることができます。
しかし、そんなことをすれば僕の今までの努力が水のバブルです。
それだけは死ぬよりも嫌だったので、僕は夕食を食べる母を見ながら箸で切手をつかんでペロペロ舐めました。
これが今の僕にできる精一杯です。何でこんな事してたんでしたっけ僕。
 
 
0時00分【チャレンジ終了】

 

 

 

 

 

おわった。
 
 
【チャレンジを終えて】

余った切手を舐めるだけで一日を過ごし、食費を節約するという名目で始めた今回のチャレンジですが、想像以上の苦行でした。
最終的に舐めた切手の数は503枚。食費としては503円で、およそ1006kcalを摂取した計算です。
成人男性の一日あたりの平均摂取カロリー量は2250kcal程ですから、半分以下と言ったところですね。
503円で1006Kcalならばもっとカロリーの高い食べ物がありますが、あくまで余っている切手であれば意外とコスパもいいのかもしれません。
ただ、お腹は膨らみませんけどね。
ちなみに、チャレンジ前後の体重の変化は・・・
 
ビフォー
チャレンジ前は、58.8キロ
 
アフター
そしてチャレンジ後は、58.4キロ。あれだけ腹ペコハラペーニョだったのに、0.4キロしか減っていませんでした。
やはりカロリーは取れているからなのでしょうか。ダイエットには向かないようですね。
そんでもって、僕が舐めた503枚の切手ですが、ちゃんと手紙に貼り付けて友人に送る予定です。
 

こちらが表。
 

これが裏です。
全部で50枚。50円分の切手が貼ってあるので送ることができるはずです。
ただ、宛名しか書くスペースの無かったので、完全なる怪文書が10通届く訳ですが前もって言っておいたので大丈夫でしょう。
・・・今回のチャレンジを通して、節約の大変さを思い知ることができました。
皆さんも地獄が見たくなったらやってみてはいかがでしょうか。
ただ、僕は10万円をもらってもやりません。
それでは今日はこのへんで失礼いたします。
ではまた!
 
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