100日分のオナラを集めてみた

人間の生理現象の一つ、「オナラ」。
大人の社会ではタブーとされており、人前でするのは恥ずかしいことだとされています。
ひそかに思いを寄せているあの娘の前でオナラをしてしまったものなら、百年の恋もパァ、いや、プゥでしょう。
 
しかし、子供にとってオナラとは、そりゃあもう面白オカシイもの。
ひとたびオナラをすれば、ドッカンドッカンと笑いが生まれます。
 
さて、そんな僕はというと、今年で20歳になりますがオナラが大好きです。
三度の飯よりオナラが好きなので、逆にオナラを主食にしたい程です。
オナラを食べ、オナラのベッドで眠り、体が臭くなったら風呂に入り、
そして、濡れた髪をオナラドライヤーで乾かすのが夢です。馬鹿じゃねーの。
で、ここからが本題なのですが、そんなオナラ好きの僕には、子供の事からの疑問がありました。
それは・・・
 
「オナラを100日分溜めたらどうなるのか?」
 
と、いうものです。
あのオナラを100日分も溜めたら、量は、色は、臭いは・・・どうなるのか?
考えただけでも知的好奇心を刺激されますよね!ワクワクのドキドキです!
 
なので僕は、その知的好奇心への刺激を下腹に集中させ、100日間かけてオナラを集めてみました。
 
やりました。
このボトルの中には、僕の100日間が詰まっている訳です。頑張りました。
頑張ったと言ってもただ屁をこいていただけですが、頑張りました。
 
オナラは風呂の中で、いわゆる水上置換法で集めました。
風呂に入っている際、オナラがしたくなったらこのボトルを浴槽の中に入れて放屁。
お湯の中を登りゆくオナラを、湯で満たされたボトルで上手くキャッチし、そのままボトルを閉めて保管。
それを100日間繰り返し、風呂に入っている時限定でオナラを集めました。
 
ズン
保管場所はそのまま風呂場だったので、風呂場に自分の屁が君臨している図はとてもシュールでした。
 
なんだこれ。
母が風呂に入った際、背後に気配を感じると騒いでいましたが、十中八九僕の屁のせいです。
 
ではでは、前置きはこのくらいにして、僕の100日間の成果を解禁してみましょう!
 
移動させます
早速、水とオナラが入ったこのボトルから、オナラだけをビニール袋に移します。
 
カパッ
作業は水中で慎重に行います。これが失敗すれば国が滅ぶくらいのつもりで作業をしました。
 
コポポ・・・
そして5分後、オナラのみをビニール袋に取りだすことに成功しました!
 
案外少ない。
 

もっといっぱいしたつもりだったのですが、案外少ないものでした。拳ほどです。
ですがまあ、入浴中限定だったのでこのくらいかもしれませんね。
見たところ色は無色。このままその辺に放置しても、誰もこれを100日分のオナラだとは思わないでしょう。
 
ではまずは、「臭い」を確かめてみたいと思います!!
オナラと言えばあの臭い! 果たして100日分のオナラの臭いとは!?
 
ストロー
オナラの臭いは、このストロー2本を使って調べます。
 
なんだこれ。
こんな感じで。
明らかにアホの図ですが、100日分のオナラをどう嗅ごうが行動自体がアホなのでその辺はこだわりません。
では、嗅いでみましょう。
 
では・・・
俺 「嗅ぎまーす・・・。」 
 
スンッ
 
!!!? 
俺 「うわ!!!!!
謎の衝撃が僕の頭を駆け抜けました。 まるで雷に打たれたかのようです。
意外なことにオナラ独特の「あの臭い」は全く無かったのですが、その代わりに謎の衝撃がドカンと脳に響きます。
まさに、小学生の頃にアンモニアを至近距離で直接嗅いでしまった時の衝撃に似ていました。
それは、臭いを嗅いだ後の記憶がちょっと無くなるくらいの衝撃でした。
 
100日分の後悔
なんていうか、もう、後悔しかありませんでした。
めちゃくちゃ臭いならまだしも、無臭のくせにダメージがでかいのが腹立たしいです。
死ねよ。
 
 
さて! 次は、気を取り直してこのオナラに「火がつくのか」を実験してみたいと思います。
オナラと言えば『ガス』。それが100日分も凝縮されているのですから期待は大です。
 
期待大です
ということで、オナラが入った袋を股間に装着し、着火してみることにしました。
さあ、はたしてオナラは燃えるのか!?
 
俺 「いざ!」
ボボボ
恐山で買ったロウソクをオナラ袋に近づけると、炎の熱でビニールが溶けだします。
 
ボボッ
やがてビニールに穴が空き、オナラと炎が接触。 さあ、どうなる!?
 
ポゥ
俺 「・・・あれ? 火消えた。」
 
小さい音を発した後、静かに火は消えてしまいました。
またもや意外なことに、100日分のオナラは引火しなかったのです。
 
なにそれ。
俺 「えー・・・」
この地味な結果に僕はガッカリ。てっきりオナラが引火すると思っていたからです。
100日間もかけて集めたのに、臭いもしなければ引火もしない・・・
それは果たして「オナラ」と呼べるものなのでしょうか。甚だ疑問です。
 
この結果に、僕のお腹も若干ションボリしたように見えます。
ションボラリ
絶妙な乳首の位置がそう言っています。
 
なんとも結果に満足できない僕は、あたりを見回します。
やがて、実験結果よりもただ股間を爆発させたかった事に気付いた僕は、運よくガス缶を発見。
カセットコンロ用
そのガス風船に入れた物を股間に装着し、着火してみることにしました。
 
やりたいだけだった
 
俺 「いざ!」
チャッ
 
・・・思い返せば100日間、僕は本当に楽しくオナラを集めることに集中していました。
意識してみると、お風呂のお湯の中でオナラが出ることって案外少ないんですよね。
そんな中、湯船の中でオナラの気配を感じると、僕は満面の笑みでボトルを手に取っていたのを覚えています。
その結果、集めたオナラは臭いもしなければ引火もしなく、もはやオナラでは無くなってしまいましたが、
しかし、僕はオナラのおかげで本当に楽しい100日間を過ごすことができました。それは事実です。
きっとオナラは、それを僕に教えてくれたのでしょう。
ありがとう、ありがとうオナラ!! 本当にありがとう!!
オナラよ! ありがとうーーーーー!!
 
ありがとうーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

 

 
ボーン
  
俺 「ワチャチャチャァアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!
 
色々焼けた
 
バタバタ
 
・・・死ぬほど熱かったですが、太ももと腕の毛が燃えましたが、良いのです。
そう、「オナラの楽しさに気付けた」それだけで僕は満足です。
 
ああオナラ、なんて素晴らしいオナラ。
僕はこれからもオナラと共に生き、そしてオナラと共に成長していきたいと思います。
みなさんもオナラを毛嫌いせず、自分のオナラと接してみてはいかがでしょうか。
きっと、世界がとても美しく見えるはずですよ。
さあ! 僕と一緒にめくるめくオナラ人生、「オナライフ」を満喫しようじゃありませんか!!
 
レッツゴー! オナライフ!
イエイ! オナライフ!
ビバ! オナライフ!!
 
 
 
彼女欲しい。