こんにちは、ARuFaです。
突然ですが、最近僕は今まで使用していたガラケーを卒業し、ついに念願のスマートフォンを購入致しました。
その機種の名も・・・
iPhone5sです。
iPhone5sと言えば、かの有名なアップル社が開発したスマートフォン。iPhoneでいえば第7世代目の機種になります。
軽い、キレイ、スタイリッシュという三拍子が揃った、非常にかっちょいいスマホです。
そして、こちらのiPhone5sには、従来のiPhoneには無かった新機能として、指紋認証システム"Touch ID"が新しく搭載されました。
こちらの"Touch ID"・・・一体どんな機能かと言いますと、
あらかじめスマホに登録しておいた指紋を使って、スマホのロックを解除することができるという、魔法のような機能なのです。
言葉で説明してもアレなので、ちょっと実際に"Touch ID"を使って指紋を登録し、スマホのロックを解除してみましょう。
指紋の登録は非常に簡単!
"Touch ID"の指紋登録画面を表示させて・・・
iPhone5sの下部にあるホームボタンに、指紋を登録したい指をペタペタと何度も付けたり離したりします。
すると、指紋が認識され登録は完了。この指が言わばスマホの鍵となるのです。
それでは、指紋を使ってスマホのロックを解除してみましょう。
本来であれば、暗証番号を入力しないとロックは解除できませんが・・・
"Touch ID"で登録した指紋の指をホームボタンに置くと・・・
このように、ロックが解除されるのです!
なんと素晴らしい機能でしょう。これならば面倒な暗証番号を入力しなくてもいいですし、緊急時にもすぐにスマホのロックを解除できます。
ちなみにこの機能は、血の通っていないダミーの指紋などでは、解除できないほどに高性能なのだとか。すごいですね。
・・・が、しかし、ここで僕はふと思いました。
「両手が使えない場合、どうロックを解除すればいいのか」と!
・・・そう、緊急時とは想定しない事が起こるからこそ緊急な訳で、もしかしたら両手の自由が効かなくなる可能性もあります。
そんな時にスマホのロックを解除して助けを呼びたくても、両手が使えないのなら指紋認証もクソもありませんよね。
そのため、この指紋認証システム"Touch ID"には、指紋以外の情報を登録する必要があると僕は思うのです・・・。
ならば、それは何なのか・・・
両手以上に信頼の得られる身体の部位はどこなのか・・・
それはズバリ・・・
『金玉』でしょう!!!
・・・そう、金玉にあるシワならば、指紋として"Touch ID"に登録できるのではないかと僕は考えたのです。
これならば両手を自由に使えなくとも、金玉さえ無事ならばスマホのロックを解除することができるからです。
今までの人生で、荷物を持つなどして両腕の自由が効かない事は何度かありましたが、金玉の自由を奪われた事はそうそうありませんでしたからね。
そこで本日は、iPhone5sの指紋認証が金玉のシワでもできるのかを検証してみたいと思います。
さあ、そうと決まれば早速、買いたてホヤホヤのiPhone5sに僕の金玉を登録してみたいと思います。
(なお、ここからの写真は大変生々しいものになってしまったため、金玉は美味しそうなフルーツで隠させて頂きました。何卒ご了承下さい。)
それではまずは、先程の"Touch ID"の指紋登録画面を表示させ、金玉をホームボタンに押し当てるのですが・・・
(※金玉をホームボタンに押し当てています。)
あっ!
Siri出ちゃった!!
SiriとはiPhoneに搭載されている機能の一つであり、こちらが話しかけた言葉を感知してそれに受け答えをしてくれるというもの。
ホームボタンを長押しするとそのSiriが起動してしまうのですが、金玉を強く押し付けてしまったせいでSiriが起動してしまいました。
しかも、Siriが起動した際に「Siri出ちゃった! Siri出ちゃった!」と連呼してしまったため、
何だか物凄く恥ずかしい検索ワードでWeb検索をされてしまいました。一生の不覚です。
・・・どうやら、もう少し優しく金玉をホームボタンに押し当てないといけないようです。
金玉を何かに優しく押し当てるのは初めてのことなので、加減がわからず恥をかいてしまいました。
と、いうことで、今度はSiriが起動しないようにホームボタンに金玉を当てると、しっかりと指紋として金玉のシワを検知してくれました。
そこで僕は、何度も金玉をホームボタンに押し付けては離して、自分のiPhoneに金玉のデータを取り込ませていきます。
スマホが金玉のデータを認識するたびに本体が「ブルッ」と震えるため、何だかムラムラしました。
しかし、僕はそんなバイブレーションにも負けずに金玉をiPhoneに押し当て続け・・・
そして数分後、無事に金玉のシワがiPhoneに登録されました。
何だかんだでエラーも何度か出てしまったため、結構時間をかけてしまいましたが、登録できてよかったです。
金玉を登録するコツとしては、アメーバのように形が変化する金玉を、できるだけ同じ状態に保ったままホームボタンに押し当てることですかね。是非参考にしてください。
・・・それでは、金玉のデータをiPhoneに登録できたところで、早速ロックを解除してみましょう。
はたして、金玉でiPhoneのロックは解除できるのでしょうか!?
これでロックが解除されなかった場合、僕は金玉をただ無意味にスマホに押し当てていた変態野郎になってしまうため、是非とも解除してほしいものです。
「いっけぇぇぇぇーーーッ!!!!」
(※金玉をホームボタンに押し当てています)
「どうだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!?」
あっ!!!
開いた〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
なんと! 金玉でもiPhoneのロックを解除することができました!!
まさかの成功に感動を隠せません。これで僕は両手を自由に動かせない状況下の中でも、金玉を使ってiPhoneのロックを解除することができるというわけです。
購入して3日と経っていない僕のiPhoneですが、早々に金玉を押し当てたかいがありましたね!!
・・・
・・・
・・・しかし同時に、僕は気付いてしまいました。
いくら金玉でロックを解除したところで、指が使えなくてはスマホを操作できないということに。
もっと言えば、両手の自由が効かない状況下で、ズボンとパンツを脱いで金玉を露出することは不可能であるということにも気付いてしまいました。
そう考えると、あれほど必死になって金玉をiPhoneに押し当てていた自分が恥ずかしくて仕方ありません。
・・・ふと、開け放した窓から吹き込んだ、風が僕の頬をかすめました。
その風には冷たさこそあるものの、かすかな春の香りを感じることができ、僕は窓の外を眺めます。
窓の外の景色を見ると、高い空には雲一つ無く、降り注ぐ太陽が道端に寄せられた残雪を少しずつ溶かしていました。
葉の落ちた木々には小さなつぼみが蓄えられ、その横では大きくなった小鳥のヒナが巣立ちの練習をしています。
どうやら春は、もうすぐそこまで来ているようです。
見ると、ベランダの花壇には一輪の花が咲いていました。
薄紅色のその花は太陽を反射してキラキラと輝き、時折、風に吹かれてはその身を優しく揺らしています。
太陽の光が降り注ぐ外では春の予感と共に花が咲き、かたや薄暗い部屋の中では、半裸の男が金玉をスマートフォンに押し当てているという現実。
そのキラキラと輝く美しい花を見て、僕は、
泣きました。