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パンクな生き方に憧れて、トイレをトゲトゲにしてみた

こんにちは、ARuFaです。

突然ですが皆さん、「パンクな生き方って憧れませんか?」
パンクな生き方をしているって、何だか硬派で男らしいですし、それでいて反骨精神あふれるかっこいいイメージがあって誰もが一度は憧れますよね。
かたや僕は、貧弱でヘロヘロ、それでいて大きめの犬が怖いという底なしの気弱さ。これではかっこよさのカケラもありません。
・・・ここは一つ、僕もパンクな生き方をして、男らしくなりたいものです。
さて、そんなある日僕がインターネットをしていると、パンクな生き方をしている人には共通するアイテムがある事を発見することができました。
 

それがこの「トゲトゲ」です。
もはやこれは完全なる独断と偏見なのですが、このトゲトゲを付けている人って、間違いなくパンクな生き方をしていますよね。
実際に「パンク ファッション」で画像検索をしてみたところ、大体のパンクっぽい人は身体のどこかにトゲトゲを付けていました。
逆に、一切パンクな生き方をしていない僕の祖母は、シワシワしているだけでどこもトゲトゲはしていません。
・・・つまり、これにより『パンクな生き方にトゲトゲは必要不可欠』という事がわかりましたね。
 

ということで本日の記事では、パンクに憧れる僕が、まずは日常生活からパンクな生き方を目指すため・・・
 

自宅のトイレをトゲトゲに改造してみたいと思います。
自宅で一番落ち着ける場所と言えば「トイレ」。
そのトイレをパンクに改造することができれば、日常的にパンクな生き方ができるだろうという計算です。
早速やってみましょう!
 


まずは、トゲトゲに改造する前の我が家のトイレを見てみましょう。
当たり前ですが、我が家のトイレがあまりにもパンクからかけ離れているのがお分かりでしょうか。
 

特に変わった装飾などは一切なく、それどころかフワフワの便座カバーまでかぶせてあります。
若干便座カバーのサイズを間違えてしまっているため、少しだけ下の便座が見えているところが「腰パン」っぽくてパンク的ですが、材質がフワフワなので格好がつきません。
この便座の状態を人間に例えるのならば、まるで中3という最上学年になった途端に恐る恐る腰パンをし始めたあの頃の僕と全く同じです。(2時間でやめた)
しかし! こんな肝っ玉が小さい上に、金玉もBB弾くらいしかなさそうな女々しいトイレとは今日でお別れ!
今回は、こちらを使ってこのトイレをトゲトゲに改造したいと思います!
 

「画鋲」です。
トゲトゲの代名詞と言えばコレしかないでしょう。今回はこれを便座に大量に貼り付けることにより、パンクロックなトイレを作り上げます。
 

というわけで僕はまず、その貧弱な便座カバーを奪い取り・・・
 

そして、画鋲の背に一つ一つ両面テープを貼り付けては、
 

便座に貼り付けていくという作業を、2時間半繰り返しました。
 

そのあまりに地味で終わりのない作業に、「こんなことしてる奴がパンクな訳ないだろ」とうっかり本質を突きまくる疑問が浮かびそうでしたが、そんな時は全然関係のない猫とかのことを考えて誤魔化しました。
・・・そして、気が遠くなりそうな程長い時間と細かい作業の果てに、ついに念願の『トゲトゲパンクトイレ』が完成しました!
 

完成!『トゲトゲパンクトイレ』!
いかがでしょうか、このあふれるパンクロック感!!
近付く者全てを傷つける危うさと、「誰にも座らせないぜ」という反骨精神がありありと伺えます。
 

便座から突き出るトゲトゲは、まさにパンクロックそのもの・・・最高に男らしいトイレを作り上げることができましたね!
 

しかし! 本来「トイレ」という物は、そこに座ってこそ価値が見いだされるもの。
この画鋲まみれのトイレは、その便座に腰をおろしてこそ完成されるのです。
と、いうわけで、これからこの便座に実際に座ってみたいと思います。
 

とはいえ、いきなり座るのも怖いので、「どんなもんか」と軽く便座に触れてみたところ・・・
 

そっ・・・
 

「あっ」
 

ちょっとマジに絶望するくらい刺さりました。あまりに現実的な痛みに色々な意欲が一瞬で消えます。
・・・しかし、パンクな男に二言は無用。
いくらちょっと触っただけで手から出血しようと、「座る」と言ったら座るしかないのです。 
 


さあ、というわけで言っちゃったんで、やります。
まあ、画鋲とはいえ、ちょっとずつ腰を下ろしてゆっくり痛みに慣れていけば大丈夫でしょう。
と、思っていたのですが、
 

チクリ
 

痛すぎ。
太ももの裏に少し画鋲が当たっただけなのに、笑っちゃうくらい痛かったです。
指に比べて皮膚が薄いので、痛みの速度(?)が段違いで速い気がします。
 

で、メチャクチャ後悔しながらも策を練った結果・・・
 

トイレットペーパーホルダー洗面台に手を付きながら、ゆっくりゆっくり体重をかけることにしました。
こうする事により普通に座るよりも時間をかけて座ることができ、なおかつ便座に均等に尻を置くことができるのです。
周りの環境をフル活用したなんと素晴らしい奇策でしょうか。ピンチをチャンスに変えるとはこの事です。
 

「ゆっくり・・・ゆっくり・・・」
僕は手の補助を使い、ゆっくりゆっくりと便座に腰を下ろしていきます。
 

「ゆっくり・・・ゆっくり・・・」
 

「ゆっ・・・」
 

ズッ
手が滑りました。
 

ズンッ
 

支えが無くなったので、全体重が乗った尻で画鋲の上に落下しました。
 

「ん゛あ゛ぁーーーーーッ!!」
 

「ーーーーーーッ!!」
そして僕は、絶叫しながらパントマイマーみたいな動きをしつつ、
 

 

ぶっ倒れました。
 

結果的に言えば、今まで生きてきて一番痛かったかもしれません。
手が滑って画鋲の上に着地した瞬間、ケツが爆発して消えたかと思いましたからね。そりゃ脊髄反射で立ち上がってパントマイマーみたいな動きをしますよ。
「痛み」ってある程度のラインを超えると感じなくなるんですけど、この画鋲の痛みはそのラインをギリギリ超えなかったおかげでマジで悲鳴を上げる程の痛みでした。
急いでお尻の状況を確認すると、画鋲の跡が全体的にポツポツと付いていて、星空みたいになっていました。
・・・とはいえ、僕は今回はこの挑戦が失敗だったとは思っていません。
何故なら僕は、今日のおかげで「俺は画鋲で埋め尽くされた便座に座ったぜ」というパンクロックな武勇伝を作ることができたからです。
いつか僕に息子や孫ができたら、自慢してあげたいと思います。
 

ただ、もう一生やりません。
さようなら。
 
 

ちなみに、便座カバーは炒めて食べました。