こんちは!
先日、友人と遊ぶ約束が無くなり、暇になったので『空飛ぶ貝ひも』を作ったARuFaです。
それがこれです。
浮いてます。
一つでもそこそこ浮きます。
フタを開けると、
飛んでいきます。
「空飛ぶ貝ひも」を作ることに意味があるのか? と聞かれたら黙って首を振ることしかできませんが、それでも作ってしまったのだから仕方ありません。
ただでさえ便利な物ばかりが溢れ返っているこの時代・・・少しは「空飛ぶ貝ひも」くらい使い道の無い物があった方がバランスがとれて良いと思うんですよね。
なので次は「おいしいダンベル」と「臭いイモ」を作る予定なので、是非ともお楽しみにしていて下さい。
さて、皆さんお久しぶりです。改めましてARuFaです。
なかなか更新ができないまま梅雨に入ってしまいましたが、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?
いやぁ~梅雨って嫌ですよね。空には常に重い雲が立ち込め、なかなか外出する気にもなれません。
「こんな日はYOUTUBEでネコ動画を流したまま三日寝たい」なんて人がほとんどだと思いますが、本日の僕は会社の先輩と一緒にゴーカートへ行きました。
さっきまで「梅雨は外出する気になれない」と言っていた奴が、次の瞬間には「ゴーカートに行きました」と言い出したので、皆様におかれましては大変驚かれたことでしょう。
そのためもう一度言いますが、今日僕は、会社の先輩とゴーカートへ行きました。
何故こんな梅雨まっただ中にゴーカートをする事になったのかはよくわかりませんが、会社の社長が突然「ゴーカートに行こう!」と、アメリカのチンピラみたいなことを言い出したのが今回のきっかけでした。
とはいえ、思い返してみればその場にいた全員が本物のゴーカートには乗ったことがなく、「いい機会だし」と続々と名乗りを上げ、このような大人数でゴーカートへ行くことになったのです。
ゲームなどではお馴染みのゴーカートですが、実際に乗ったことのある人は意外と少なく、その実態はあまりにも未知数・・・。
そのためゴーカート場へと向かう車内では、それぞれがインターネットで調べたゴーカート知識を共有し合い、初めて乗るゴーカートへの不安を消そうと必死でした。
しかし、「スピードが時速50キロ以上出るらしい」や「衝突のダメージがやばいらしい」などの怖い知識ばかりが飛び交ってしまい、車内は一気に緊張ムードに。
極めつけには、僕の友人にゴーカートの衝突で前歯を全て折った奴がいることを告げると、車内にはお通夜のような静けさが訪れてしまいました。
ちなみにこちらがその時の先輩達の写真。
完全に「ゴーカート=怖い」という先入観が植え付けられてしまった瞬間です。
さあ、そんなこんなで各人の頭の中で恐怖が渦巻く中、到着したのは都内某所にあるゴーカート場。
こればっかりはガッツリ予約をしてあるので、いくら不安でも行くしかありません。
そのため僕等は、予防接種を受ける子供のようにギクシャク歩きながら、サーキットへと向かいます。
ちなみにこの間、喋った会話は「思ったより肌寒いね」だけでした。
そして到着したのがこちらのサーキット。
今回は1時間の貸し切りとなっているため、僕等以外のお客さんはいません。
恐る恐る受付に行くと、まずはゴーカートに乗るにあたり、誓約書を書かされました。
誓約書の内容は、簡単かつ可愛く説明すると、「怪我したり死んでも責任は取りませんピョン」というものでした。
全員が「死ぬの?」と固まった瞬間です。ピクリとも動かなくなったので写真が異様に撮りやすかったのが印象的でした。
・・・そのあまりにも緊張感あふれる現場に、僕は一旦トイレへ行って落ち着こうと思ったのですが、
「・・・僕、トイレに行ってきますねっ!」
と言って向かった先のトイレが、
これでもかとブチ壊されていて、落ち着くどころか「一体何が起こってるんだ」と不安でいっぱいになりました。
結局、こんな状況では出るモノも出ず、とぼとぼと皆の元へ返った僕は誓約書にゆっくりとサインをし、南無三と念じながら係員に提出しました。
さあ、断腸の思いで誓約書を提出した後は、いよいよゴーカートに乗る時がやってきました。
まずはカートに乗り込むにあたってヘルメットを選ぶわけですが、もはやこのヘルメットが僕等にとっては命綱のようなものなので、この時だけはかなり真剣に選んだ記憶があります。
ヘルメットをかぶった結果、僕はこんな感じになりました。
周りからは「不良に復讐するつもりのオタク」と言われましたが、命を守るためなら仕方のないことです。
そんでもってこちらが、今回僕等が乗り込むカート。
思ったよりも小さく、かなり簡単そうな作りです。
そしてこれは非常に不思議なことなのですが、先程まではゴーカートに対して恐怖心しか無かった僕等ですが、このカートを見た瞬間、何故か「楽しそうかもしれない」というポジティブな気持ちが湧いてきたのです。
この気持ちの移り変わりを何と説明すればいいのかわかりませんが、恐らくこれが『男の血が騒ぐ』というものなのでしょう。
カートに乗り込む頃には恐怖心はほとんど消え、口数も増え始めた僕等は「競争しよう」だとか「ドリフト決めちゃうぞ~」などとふざけあい、和気あいあいとカートの操縦方法の説明を受けました。
・・・そしていよいよ、待ちに待ったスタートの時!
人生初のゴーカートの始まり始まり~~~~!!!!
うわあああああああああああ!!!!
あああああああああああああ!!!
お゛えあ゛ぁぁぁぁぁぁッッーーー!!!!
助けてくれーーーーーーッッ!!!!!
ひぃぃぃぃぃぃぃぃーーーー!!!!
ドゴォッッッーーーーー!!!
社長ーーーーーーーー!!!!!
ブルルル・・・・
・・・・
どうやら僕等にゴーカートはまだ早かったようです。
完全なる恐怖を植え付けられ、ゴーカートに対する意欲が地の底まで落ちた僕等は、びっくりドンキーでチーズハンバーグを食べて帰路につきました。
「・・・チーズハンバーグはスピードが出ないから怖くないですね」
誰かがそんなことをポツリとつぶやくと、その場に居た全員が黙ってうなずき、僕の静かな休日は幕を閉じました。
やはり梅雨は部屋でゆっくりしているのが一番なのかもしれません。
当分の間は、「スピード」から距離をおいたスローライフを送りたいと思います。
皆さんも、梅雨の間は家の中でひっそりと自作のクロスワードでも解きながら過ごすことをオススメ致します。
それでは今日はこのへんで。
ではまた。