こんにちは。ARuFaです。
秋も深まる今日この頃、みなさんどうお過ごしでしょうか。
突然ですが、僕は思いました。
「空が飛びたい!!!」
と。
本当に突然ですよね。僕もそう思います。
別に思い詰めている訳ではないので安心してください。死ぬつもりはありません。
では何故、僕がこんな事を思ったのかと言いますと、答えは一つ・・・
空を飛ぶことが、僕の昔からの「夢」だったからです。
・・・人間は、「夢見る動物」であります。
夢は人に「目標」を与え、そして目標は人に「行動」を与えます。
そうして人類は、新たな発明や文化を生み出してきたのではないでしょうか。
んで、僕も昔から「空を自由に飛ぶ」という夢を追い続けている者の一人な訳です。
実は僕は自由に空を飛ぶべく、今までにも色々な方法で挑戦をしてきました。
2年程前には、コーラの噴出する力を利用して空を飛ぼうともしました。
その時の写真
が、結局失敗・・・。
着地しちゃった
この時の僕のショックは大変大きいものでした・・・。風邪ひいたし。
しっかーし! 失敗をバネにして人は成長するものです!!
僕の「空を飛びたい」という気持ちも、この日を境により一層強くなりました。
そして本日、2年前のあの雪辱を晴らすべく、リベンジをすることにしたのです!
ぐわっ
・・・リベンジをする以上、失敗は許されません。
うおおお
僕は独自の計算式を編み出し、それを利用して空を飛ぶために必要な道具の制作に取り掛かりました。
また、前回のコーラの件での失敗も生かすため、失敗した原因も突き止めました。
前回の失敗の原因は、「コーラなら飛べるでしょ。うんこぶりぶり。」
という、理論もクソも無い状態で空を飛ぼうをしたのが間違いだったのです。ちょっと考えればわかりました。
しかし、今回は違います! だって設計図とか書いちゃう予定ですから!!
うおおお!
・・・正直、この途方も無い計画を前に、途中で挫折もしそうになりました。
しかし、飼い猫の可愛らしい応援もあり、僕は頑張り切ることができたのです。
この表情
そして、8分という長い長い研究の末に出来上がった設計図がこちらです!
名付けて『飛ちゃん1号』!
そして、見て頂けたらわかる通り、飛ちゃん1号の動力はなんと『花火』でございます。
飛ちゃん1号を背負った状態で花火に着火をし、その推進力で空を飛んじゃおう、という作戦です!
吐く程わかりやすい図
なんという頭の良い作戦でしょう!! エジソンも鼻血出してぶっ倒れんぞこれ!
改めて自分の才能に気付かされましたね。これ程の才能がありながら何故前回失敗したのかがわかりません。
早速、設計図通りに
〜10分後〜
『飛ちゃん1号』完成
流れるようなスピードで完成させてしまいました。10分てアンタ。
早速背負ってみましょう。
かっこいい
何だか物凄くしっくりきます。これも細かな計算のおかげですね。
素材も9割がタンボールなので、お手軽・安全・軽量の三拍子です。完璧!
さあ、ということで準備は万端、後はこいつに着火をして高台から飛ぶだけです。
うおおお
俺 「ぶっ殺す!!!!!!」
何を殺すのかはわかりませんが、ともかく気合いは十分です。
ちなみに、必要ないとは思いますが、万が一のことを考えてプールも設置しました。
地獄
落下して死にたくはないですからね。しかしプールに落ちても死ぬ気がします。
ゴーグル装着
さてさて、それでは早速着火をして、ちょっくら空中散歩でもしてきましょうかね!
僕が今から飛び立つ大空も、僕を待ちきれんとばかりにキラキラと輝いています。
どんより
俺 「・・・いざ、参らん!!!」
着火
いよいよ花火の導火線に火が着けられました。今日が人類の歴史的一歩となることでしょう!
フシュッ
ボボボボボボ
さあ、物凄い勢いで『飛ちゃん1号』から火花が噴射しました!
飛ぶぞ!! 飛ぶんだ!! ついに俺はあの大空へ飛び立つんだ!!!
俺 「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
うおおおお
シュバッ!!
・・・その瞬間、僕の体は見事に宙に浮きました。
「やった・・・やったぞ・・・!!」
「・・・ついに長年の夢が叶ったんだ!!!」
「俺は・・・俺は・・・!!」
「俺は空を飛べたんだぁあああああ」
ああああああああああああ
なんということでしょう。これ以上無いくらい盛大に落下しました。
死
しかもそれだけにとどまらず、
ボババババババ
まさかの『飛ちゃん1号』の暴走。火花が止まりません。
ズババババババ
結果、僕の左足が『飛ちゃん1号』の餌食となりました。
尻も燃えた
ついでにお尻も燃えました。
俺 「う゛わ゛ちゃちゃちゃちゃ゛あぁぁああーーーーッス!!!」
本気逃げ
さようなら
そして画面外にて、のたうち回るハメになりました。
後に残ったのは、ズブ濡れになって涙を流す男が一人。
またも、僕の夢は叶いませんでした・・・
ちくしょおおおお
・・・しかし! 僕は諦めません!
いつかきっと・・・きっと自力で空を飛んで見せます。
そして特許を取って、お金をいっぱい儲けて一生遊んで暮らすのです!
みなさんも、自分の夢に向かって全力で取り組んでみてはいかがでしょうか。
それはきっと、自分にとって素敵な財産になることでしょう。
・・・そしていつか、人々が大空を自由に飛べる日が来たならば、
僕は、お金をがっぽり儲け、自宅の温水プールで泳ぎながらこう思います。
「あの時落ちたプールは、冷たかったなぁ・・・」と。
そう、まさに文字通り、夢で財産を築いてやりますよ! グッフッフ!
それでは、今日はこの辺で失礼致します!
ではまた!