【工作】家にあるマネキンが怖いので、楽しげな姿に改造してみた

こんにちは、ARuFaです。

f:id:Arufa:20150914204759j:plain
突然ですが、僕には『必要の無い物をつい溜めこんでしまう』という悪い癖があります。

 

f:id:Arufa:20150914204803j:plain
…例えばこちらの「フライドチキンみたいな流木」は、一年ほど前にフリーマーケットにて衝動買いしてしまったもの。

f:id:Arufa:20150914210529j:plain
当時は不思議な魅力を感じて購入したのですが、今では部屋で一番邪魔なインテリア。ただでさえ狭い部屋はさらに狭くなり、ついでにフライドチキンも嫌いになりました。

…とまあ、こんな感じで必要の無い物を手に入れたがる癖がある僕ですが、中でも最も部屋に持ち込んでしまって後悔している物がこちら……

f:id:Arufa:20150914204801j:plain
「マネキン」です。

こちらは以前仕事の関係で使用した物なのですが、例によって僕は「いらないなら下さいよ」と、エビフライのしっぽみたいなノリでこのマネキンを譲り受けてしまったんですよね。

…とはいえ、一般的な成人男性である僕にマネキンを有効活用することなどできず、フリマで買った流木同様、完全に邪魔な存在となってしまったのです。

f:id:Arufa:20150914204802j:plain
試しに2つを合体させたところ『始祖鳥』のようにはなりましたが、始祖鳥だからと言って何かが解決する訳も無く、僕はマネキンの使い道について困り果てるハメになったのです。

f:id:Arufa:20150915221641j:plain
…しかも、マネキンってメチャクチャ怖いじゃないですか。

人形とはいえ人の顔ですからね、それと同居している身としては同じ空間に『人の顔』があることが無気味で仕方がないのです。
かといって捨てるにしても、それはそれで呪われそうでなかなか手放せず…最近の悩みの種でもあります。

「…せめて怖くなければまだマシなのに」


最近ではそんなことばかりを考えるようになってしまい、精神的にもあまり良くないため、今回の記事では……

 

f:id:Arufa:20150914204804j:plain
マネキンを楽しげに改造したいと思います!

いくら怖いマネキンでも、楽しげな姿に改造さえできればこっちのものだと思うんですよね。

怖かったマネキンをキュートでポップな姿に改造することができた暁には、楽しいインテリアとして堂々と部屋に飾って楽しんでやりたいと思います!

 

f:id:Arufa:20150915221707p:plain

f:id:Arufa:20150916001722j:plain

さあ、そんな訳でマネキンを楽しげな姿に改造することとなった僕。

具体的な方法としては、『楽しげなアイテム』をマネキンにどんどん付け足していき、怖さを相殺していくという作戦です。

f:id:Arufa:20150915221642j:plain
…そこでまず僕が用意したのが、こちらの「ピロピロ笛」

こんな楽しさの塊のようなアイテムをマネキンに付け足すことができれば、マネキンの怖さも少しは和らぐことでしょう。

f:id:Arufa:20150915221644j:plain
という訳で、早速ピロピロ笛をマネキンに取り付けるべく、マネキンの頭部分彫刻刀で穴を開けていきたいと思います。

こんな所を誰かに見られたらサイコ野郎の烙印を押されること間違い無しですが、マネキンから怖さを消し去るためには、これも必要な作業工程なのです。

そのため、一刻も早く穴を開けていきたいのですが……

f:id:Arufa:20150915221644j:plain
グッ…あれっ……?

f:id:Arufa:20150915221645j:plain
グッ…グググッ……

f:id:Arufa:20150915221646j:plain
うおおおおおおおおッ!!!

f:id:Arufa:20150915221643j:plain
メチャクチャ固い。

何これ、固すぎる。機動性を犠牲にした分、パラメータを防御力に全回してるタイプの固さです。亀と一緒。

…この後、マネキンに突き立てた彫刻刀をトンカチでぶっ叩いて穴を空けましたが、その光景たるや通報されてもおかしくないのでここでは省略します。

 

f:id:Arufa:20150915221647j:plain
しかし、そんな苦労のかいもあって、無事マネキンにピロピロ笛を取り付けることができました。
見てください、一気に恐ろしさが無くなりましたよね。善玉菌を擬人化したらこんな感じになる気がします。

f:id:Arufa:20150915221648j:plain
さらに、後頭部に開けた穴からストローを差し込み、マネキン内のピロピロ笛に連結させることで、ストローを吹けばピロピロ笛が作動するようにもしました。

これでストローに空気を吹き込む限り、無限にマネキンの頭上でピロピロすることができるという寸法です。無限に、です。

f:id:Arufa:20150915221651j:plain
ちなみに別の工程として、鼻の穴にも彫刻刀で穴を開ける必要があったのですが、頭と同様に鼻の穴も苦労すると思いきや、

f:id:Arufa:20150915221652j:plain
こちらは楽に穴を開けることができました。どうやら鼻の部分は素材の厚さが薄いようです。

…とはいえ頭部分の固さは尋常では無いので、マネキンの頭に彫刻刀で穴を開ける際はくれぐれも怪我にご注意下さいね。

何故なら怪我をしても、医者に説明ができないからです。

f:id:Arufa:20150915221649j:plain
…さあ、ここからはラストスパート! どんどんマネキンに楽しげなアイテムを付け足していきますよ~!

まずは、キラキラと可愛らしい『スパンコール』に……

f:id:Arufa:20150915221650j:plain
お次は、あざやかに光り輝く『イルミネーション用の電飾』

f:id:Arufa:20150915221653j:plain
そして仕上げは、誰もが小さい頃に遊んだドライアイスを追加すれば、いよいよ完成です!

いやぁ~、これだけワクワクするようなアイテムを詰め込めば、あの怖かったマネキンも楽しさ溢れるポップでキュートな姿にになっていることでしょう!

…さあ! それではお待たせいたしました!

こちらが、僕が作り上げた『楽しげな姿のマネキン』です!

 

 

 

f:id:Arufa:20150915221654g:plain

f:id:Arufa:20150915221656g:plain
完成!『楽しげなマネキン』

 

 

f:id:Arufa:20150915221655g:plain
「……?」

すみません、正直に言います。死ぬほど怖くなってしまいました。

僕の予想だと、子供が喜ぶような可愛らしいマネキンが完成するはずだったのですが、見る限りシューティングゲームのラスボスのような化物が誕生してしまいました。

f:id:Arufa:20150915221656g:plain
鼻から噴き出るドライアイスに、怪しく光る照明、それに無気味に動く頭の触手……全てが逆効果でした。

 

f:id:Arufa:20150915221657j:plain
「いっそ男の子ウケを狙って、タイヤでも付けてみたらどうだ?」と思い、タイヤをつけて走行できるようにもしてみたのですが…

f:id:Arufa:20150915221658j:plain
ブロロ……ブロロロッ……!

f:id:Arufa:20150915221700j:plain

f:id:Arufa:20150915221703g:plain
ギャォォーーーンッ!!

f:id:Arufa:20150915221659j:plain
ドガーーーーーーン!!!!

f:id:Arufa:20150915221705g:plain
ギギッ…ギギギッ……ギギギギギギッ……

 

f:id:Arufa:20150915221701j:plain

f:id:Arufa:20150915221702j:plain

f:id:Arufa:20150915221706j:plain

 

 

f:id:Arufa:20150915221704g:plain
魔除けにしました。

みなさんも、魔除けを作りたい時には是非ともマネキンをお使いください。

玄関先に置いておくだけで、チラシや勧誘が一切無くなったので効果はあると思います。

それではさようなら。

 

休日に男二人でボートに乗ったりした日記

こんちは!

f:id:Arufa:20150906205531j:plain
先日、会社の先輩である原宿さんと一緒に「中野ブロードウェイ」という所で遊んだ際に、

f:id:Arufa:20150906205529j:plain
こちらの『鬱ガチャ』というガチャガチャを見つけまして…

f:id:Arufa:20150906205530j:plain
何でも、回すと必ず気分が落ち込む商品が出るとのことだったので、これは面白そうだと試しに回してみることにしました。

f:id:Arufa:20150906205532j:plain
…『鬱ガチャ』ということもあり、ちょっと怖いフィギュアや、ヌルヌルのスライム、もしくは壊れたガラクタ等が出るかもなと、原宿さんと一緒に予想をしながら回してみたのですが、

f:id:Arufa:20150906205533j:plain

f:id:Arufa:20150906205534j:plain
「金色の戦車」というあまりに予想外の物が出てしまい、一言も喋れなくなったARuFaです。

f:id:Arufa:20150906205535j:plain
あまりに予想外の出来事に、先程まで笑顔だった原宿さんもこの表情。

「想像を遥かに超えた出来事に直面すると、人は思考停止する」という話をどこかで聞いたことがありましたが、まさかガチャガチャでそんな交通事故みたいな体験をするとは思いませんでした。

皆さんもガチャガチャをする際には、最悪の場合頭が真っ白になることを覚悟して挑んで下さいね。

ちなみに原宿さんがこの回したら「ネバネバするトカゲ」が出たのですが、それは普通に最悪だなと思いました。

 

f:id:Arufa:20150906205537j:plain
さて、そんな僕は本日、友達のビット君と一緒に遊ぶ約束をしていました。

ビット君は僕の中学生の頃からの友達。昔は毎日一緒に遊んでいたのですが、僕が就職して引っ越してからは、こうして休みの日にたまに集まって遊んでいるのです。

確か約束では、この辺で待ち合わせをしているはずなのですが……あ、いました!

f:id:Arufa:20150906221218j:plain
こちらが僕の中学生の頃からの友達、ビット君です。

f:id:Arufa:20150906205541j:plain
「ビット~! 久しぶり~! 元気してたか~? あれ? ちょっと黒く日焼けしてない? あとクサッ…お前、臭いぞ~!」

f:id:Arufa:20150906205542j:plain
「…まあいいや! ともかく元気そうで何より! おい~お前もなんとか言えよ~! 久しぶりの再会じゃんかよ~! なあ~!」

f:id:Arufa:20150906221217j:plain
「なあて~! 何とか言えて~! なあてなあて~! ほんま~! なあてほんま~!」

f:id:Arufa:20150906205539j:plain
「ちょいちょ~い。」

f:id:Arufa:20150906221215j:plain
「それは犬のウンコでビットは俺。クサいのはウンコだから。そして色が黒いのは何日か放置されたウンコだからですよ。」

f:id:Arufa:20150906223858j:plain
「?????」
 

f:id:Arufa:20150906221215j:plain
「えっ、何…?」

…ちなみにこの一連の流れは、ビット君と待ち合わせをする度にやっているのでもう100回以上やっています。

ビット君がこの茶番に飽きているのは重々承知ですが、それを知った上で、僕はこれからもビット君を犬のフンと間違え続ける所存です。

f:id:Arufa:20150906205543j:plain
さて、そんな茶番も一段落したところで早速遊び始める僕等。

とはいえ、何をして遊ぶかまでは特に決めていなかったので、手始めに公園にあるボートに乗ってみることにしました。

せっかくの休日に男二人でボートに乗ることほど悲しいことはありませんが、何もしないよりかはマシですからね。

f:id:Arufa:20150906223859j:plain
そんなわけで早速ボートに乗り込む僕等。

楽しげなカップルを乗せたボートが浮かぶ池に、二人の男と少しの悲しみを乗せたボートが出航する様は、皆さんが思っている以上に心苦しい光景です。

f:id:Arufa:20150906205545j:plain
「いっそのこと池に飛び込んでやろうか」とも一瞬思いましたが、水の色がブロッコリーよりもあざやかな緑色だったのでやめておきました。

何より、ここで後先考えずに飛び込めば、周りのカップルに楽しいエンターテイメントを提供してしまう恐れがありますからね。

僕は、一瞬とはいえ頭に血が登ってしまったことを反省し、ビット君がボートを漕ぐ度にバチャバチャと顔にかかる水しぶきで頭を冷やしました。

f:id:Arufa:20150906205547j:plain
…さあ、頭を冷やして冷静になると、周りの景色もよく見えてくるというもの。

落ち着きを取り戻し、池の中心まで来た僕等は、池の中に何かがいることに気付きました。

ビット「あそこ、何かいません?」

ARuFa「え…?」
 

f:id:Arufa:20150906205548j:plain
ARuFa「亀がいる!!」

そう、池の中にはデカい亀がいたのです。

それも一匹どころではなく…

f:id:Arufa:20150906205549j:plain
それはそれは、あらゆるところに…

f:id:Arufa:20150906205554j:plain
大量にいました。

周りを見ると亀、亀、亀。一つの池に対して、あり得ないくらいの量の亀がいたのです。

人口密度ならぬ亀工密度(きっこうみつど)で言えば、ここは亀にとっての渋谷と言ったところでしょうか。

f:id:Arufa:20150906205546j:plain
ちなみにビット君は亀が苦手

聞くと幼い頃に亀にひっかかれたことがあるらしく、ビット君にとって亀は恐怖の対象でしかないとのことです。

ARuFa「亀、怖いよね~」
ビット「怖いです。でも池の中にいるだけマシですよ」
ARuFa「確かにこのボートの上にいたら怖いよね」
ビット「怖いどころじゃないですよ。本当に泣き叫ぶかもしれません」
ARuFa「確かに…」

ゴトンッ 

f:id:Arufa:20150906205553j:plain

f:id:Arufa:20150906205550j:plain

f:id:Arufa:20150906205552j:plain

f:id:Arufa:20150906205556g:plain

f:id:Arufa:20150906205555g:plain
あああああああああッ!!?!?

すみません。亀、いました。

正確に言えば、僕はボートに乗り込んだ時点で亀が同乗していたことに気付いていたのですが、ビット君には秘密にしていました。

あまりにもビット君が暴れすぎてボートが転覆しそうになったので亀は逃がしましたが、「今月で一番怖かった」とビット君はゲッソリしながら言っていました。

ちなみに先月で一番怖かったことは、怖い夢を見たことだそうです。それを聞いて僕は「コイツいい加減にしろよ」と思いました。

f:id:Arufa:20150906223902j:plain
そんな阿鼻叫喚のボートから降りた後は、あまりにも暇を持て余してしまったので、公園の草むらで珍しい生き物を探すことにしました。

f:id:Arufa:20150906223900j:plain
まさか、24歳にもなってこんなことをするとは思いませんでしたが、ビビるほど何も発見できなかったので、

f:id:Arufa:20150906223901j:plain
ヘビを表示したスマホを草むらに投げ入れて、それを探して遊んでいました。

これを書いている今は非常に冷静なので、この遊びの質が最底辺であることはわかるのですが、やっている最中は死ぬほど楽しかったので是非とも皆さんもやってみてください。

草むらに投げ入れたスマホが見つからなかった場合は、最悪ですね。

f:id:Arufa:20150906223913j:plain
そしてその後は、ビット君の身長が60mになってしまったため、今日のところは解散することに。

日中だけでしたが、非常に楽しい時間を過ごせて本当に良かったです。

 

f:id:Arufa:20150906223903j:plain
…さて、夜には、これまた昔からの友達であるコビ君と久しぶりに会い、一緒に居酒屋へ行きました。

ちなみに、こちらのあまりにも情報量の多い写真は何なのかと言うと、

『テーブルに置いてあった特製味噌の原材料を当て合うゲーム』を勝手にやっていたところ、それを見たお店の人が原材料をチョコで書いたハートの皿をくれた時の記念写真」です。

f:id:Arufa:20150906223904j:plain
経緯を知らない皆様からすると、ただのチョコまみれの皿にしか見えないと思いますが、二時間かけて味噌の中身について論議を交わしていた僕等からすれば、この答え合わせは涙が出るほど嬉しかったです。

f:id:Arufa:20150906223905j:plain
そして、味噌の中身が知れてスッキリした後、コビ君は僕の家に泊まることに。

しかし、お酒も入っているからか、コビ君は非常に上機嫌。

僕の布団の上で「今日は朝まで話そう!」と、しきりに暴れていました。

f:id:Arufa:20150906223907j:plain
コビ「ねぇ~! 朝まで話そうよ~!」

f:id:Arufa:20150906223906j:plain
コビ「朝まで話して話して話そうよ~~~!!」

f:id:Arufa:20150906223908j:plain
コビ「話そうよ~~~! ……グー…グー…」

…寝てしまいました。

お酒が入ったからといえど、こうなってしまってはおしまいです。

「酒は飲んでも飲まれるな」という言葉もあるくらいですからね。いくら酔っ払ったとしても、人間としての自我は保ちたいものです。

f:id:Arufa:20150906223909j:plain

f:id:Arufa:20150906223910j:plain
で、僕の場合は自我を保ちながらしているので、これは明らかにセーフです。

「我を失って人の家で騒ぐ」のと、「冷静に全裸になってテレビの裏からその様子を見守る」のでは全く違いますからね。コビ君も少しは僕を見習って欲しいものです。

…そしてこの後、僕は首筋をエアコンで冷やし過ぎたせいで下痢をし、トイレに籠もって今に至ります。


本日は久しぶりに会った友達と遊ぶことができて、とても楽しい一日でした!

明日からまたお仕事が始まりますが、今日のことを思い返しつつ頑張ってバリバリ働きたいと思います!

あと、余談ですが、最近外部サイトでも記事を書きましたので、お時間ありましたらそちらも是非ご覧ください!

f:id:Arufa:20150906223914j:plain

【発見】そうめんをダイナミックに食べているような写真を撮る方法

というわけで、それでは今日はこの辺で失礼致します!

ではまた!

買ったアロハシャツが派手過ぎたので「花柄」を全て切り取った結果

こんにちは、ARuFaです。

f:id:Arufa:20150822233627j:plain
突然ですが、先日僕は会社の出張で沖縄県に行ってまいりました。

f:id:Arufa:20150822233631j:plain
こちらがその時の写真。一緒に出張に行った会社の先輩とはぐれ、絶望している時に撮影した写真です。

さてさて、そんな沖縄県ですが、やはり南の島ということもあり、島中が陽気で楽しげな雰囲気に包まれていたのが非常に印象的でした。

f:id:Arufa:20150822233630j:plain
その証拠にこの通り、『アロハシャツ』の専門店もたくさんありました。

いやぁ~、アロハシャツっていいですよね。花柄が全体に散りばめられた派手なデザインで、見ているだけでも楽しくなってきます。

f:id:Arufa:20150822233628j:plain
普段はこういう派手なシャツを買わない僕ですが、旅先でテンションも上がっていたこともあり、ついフラフラとお店に入店。

そして店員さんにオススメされるがまま、何の疑いもなく真っ赤なアロハシャツを購入してしまいました。

…そしてその後、東京の自宅に戻り、ワクワクしながらそのアロハシャツを着てみたのですが、

 

f:id:Arufa:20150822233625j:plain
まあ、似合わないですよね。

何ですかこれ。南国の下着泥棒?

僕自身から溢れ出る陰鬱な負のオーラが、完全にアロハシャツの陽気さと悪い化学反応を起こしています。あまりの温度差に着ているだけで風邪をひきそうです。

f:id:Arufa:20150823022326j:plain

やはり性格の暗い僕には、こんな花柄のアロハシャツは似合わなかったのでしょう。

…とはいえ、これもせっかく買ったアロハシャツ。

このまま一生着ずにタンスの肥やしにするのも嫌なので、今回は…

f:id:Arufa:20150822233645j:plain
アロハシャツから全ての「花」を取り除きたいと思います

やっぱり、アロハシャツが陽気に見える原因は、全体にプリントされた花のせいだと思うんですよね。

ならば、その花を全てハサミで切り取れば、僕のような根暗ゲボ人間でも安心して着れるような「シャツ」になると思うのです。

…さあ、そうと決まれば早速実行に移りましょう! 身の丈にあった服を着て、この夏を乗り切るのです!

 

f:id:Arufa:20150823173806j:plain

f:id:Arufa:20150822233633j:plain
さあ、そんなわけでアロハシャツから全ての花を取り除くことにした僕。

とはいえ、改めて見てみると、アロハシャツには病的と思えるほど大量の花が散りばめられていることに気付きました。

f:id:Arufa:20150822233634j:plain

特に襟元なんて大変なことになっています。園芸部員の見る走馬灯のようです。

ここから全ての花を切り取るのは苦労しそうですが、頑張って切り取っていきましょう。

f:id:Arufa:20150822233635j:plain
ショキ…ショキ……

そして、意を決してアロハシャツにハサミを入れていく僕。

真夏の静かな部屋に、ただただアロハシャツを切り刻む音だけが響いている状況は「ヤバイ」としか言いようがありませんが、そんなことに構っている暇はありません。

f:id:Arufa:20150822233643j:plain
とりあえずまずは、ジグソーパズルと同じ要領で、端から切り取れる花から取り除いてみることにしました。

ショキショキ……ショキショキ……

f:id:Arufa:20150822233646j:plain
…はい、綺麗に切り取ることがでしました。かかった時間は1分20秒です。

この地味な作業をあと何百回と繰り返せばいいのかは全く検討もつきませんが、アロハシャツから全ての花が消えるか、僕の命のともしびが消えるまで続けたいと思います。

~一時間後~
 

f:id:Arufa:20150822233647j:plain

f:id:Arufa:20150822233648j:plain

f:id:Arufa:20150822233650j:plain

f:id:Arufa:20150822233648j:plain

f:id:Arufa:20150822233649j:plain
終わらん。
何だこれ全然終わらん。何で? そういう地獄?

いや、なんか全然花が減ってる気がしないんですよね。むしろ1つ切っている間に3つ増えている気すらします。

f:id:Arufa:20150822233636j:plain
…で、花を切り進めている内にその理由がなんとなくわかったのですが、アロハシャツにプリントされている花って色々な種類があるんですよ。

そんでもって、その花の形によって花を切り取る難易度が格段に違くてですね…

f:id:Arufa:20150822233637j:plain
この大きなハイビスカスなんてのは、形がシンプルなので比較的切り取りやすいのですが、

f:id:Arufa:20150822233639j:plain
…問題はこの、ハイビスカスの子供みたいな小さい花なんですよ。

f:id:Arufa:20150822233640j:plain
ご覧の通り、花の中をえぐるように切らなければならず、切り取りにかなり時間がかかってしまうんですよね。

しかもその小さい体をフルにいかして、アロハシャツ内のありとあらゆる場所に隠れているから非常に厄介なのです。

f:id:Arufa:20150822233641j:plain
…しかし、それよりもさらに最悪なのが、このような連結型の花

f:id:Arufa:20150822233642j:plain
ご覧のように花同士でコンボを繋げ合い、非常に複雑な形を生み出しやがるんですよ。

そのため、切り取る時間も普通の花と比べて3倍くらいかかってしまいます。

f:id:Arufa:20150822233638j:plain
まあ、その対価として、連結した花をごっそり切り取った時には何とも言えぬ快感を得ることができるんですけどね。

むしろこれがあるから止められないっていうか、手のかかる子が一番可愛いっていうか、そんな感じです。さっきから僕、何言ってるんですかね。

~四日後~

f:id:Arufa:20150822233654j:plain
さあ、そしてアロハシャツから花を切り取り始めて四日後…

予想より16倍くらい時間はかかってしまいましたが、ついに僕はアロハシャツから全ての花を切り取ることに成功しました。

まずは、比較として「花を切り取る前」のアロハシャツを改めてご覧ください。

f:id:Arufa:20150822233632j:plain
やはり、少し派手過ぎますね。僕のような陰湿ドブネズミにはとても着れたもんじゃありません。

…そしてお待ちかね、こちらが全ての花を取り除き、僕が着れるようになったアロハシャツになります!

f:id:Arufa:20150823160823j:plain
完成! 花無しアロハシャツ!
見て下さいこの謙虚で控えめで、かつ爆発に巻き込まれた感じ!

これこそ僕にぴったりなシャツだとは思いませんか!?

f:id:Arufa:20150822233652j:plain
ちなみにこちらはシャツから切り取った花たち。重さを量ると77グラムでした。

前もって量っていたシャツ全体の重さは144.5グラムだったので、今回のアロハシャツは全体の約53%が花だったという計算になりますね。

漠然と花が多いとは思っていましたが、まさか半分以上の割合だったとは…そりゃ派手なはずです。

f:id:Arufa:20150822233655j:plain
…さあ、改めましてこちらが約半分以上の面積を失ったアロハシャツ。

それでは、そろそろ実際にこちらのアロハシャツを着てみたいと思います。

f:id:Arufa:20150822233657j:plain
持ち上げると自らの重さで崩壊するため、床に広げてから袖を通すと…

f:id:Arufa:20150823160838j:plain
かっこいい~~~!!
何ということでしょう。一周回って非常にワイルドな感じになりました。

花柄を取り除いたことにより派手さは抑えつつも、男の魅力を存分に引き出した大人のファッションと言えましょう。

f:id:Arufa:20150822233658j:plain
非常にかっこいいので、オシャレの街である中目黒にもこのまま出かけてみました。

中目黒でオシャレな格好をしていると、ファッション系の雑誌からストリートスナップを撮られるらしいので、しばらくその辺をウロウロしてみましょう。

f:id:Arufa:20150822233659j:plain

f:id:Arufa:20150823212024j:plain

f:id:Arufa:20150822233700j:plain
まあ、無理でしたよね。

一時間粘って見知らぬ高校生のグループから「ヤバいのがいる」と、遠くから写真を撮られただけでしたが、それでも僕は構いません。

だって、それが『ファッションの楽しさ』ってやつっしょ…?

 

f:id:Arufa:20150822233652j:plain
…ちなみに「逆に、アロハシャツから切り取った『花だけ』を全身にまとったらどうなるんだ?」と思ったので試してみたのですが、

f:id:Arufa:20150823160829j:plain
こちらは擬人化した蛾みたいになっただけなので、別に試さなくてもよかったです。

それでは、やりたいこともできたところで、本日はこの辺で失礼したいと思います。

最後に僕の力自慢をご覧ください。

 

f:id:Arufa:20150823160830j:plain

f:id:Arufa:20150823160831j:plain

f:id:Arufa:20150823160832j:plain

f:id:Arufa:20150823160833j:plain

f:id:Arufa:20150823160834j:plain


f:id:Arufa:20150823160835j:plain
はい!

f:id:Arufa:20150823160836g:plain
パァァァァ~~~~

f:id:Arufa:20150823160837j:plain
明日これ着て会社行きます。

それでは。