クリスマス日記!

こんちは!
今年も例によって一人ぼっちのクリスマス・イヴでしたが、元気いっぱいなARuFaです。
 

花火みたいに打ち上がりました。
今年で僕は22歳。今まで一度も異性とお付き合いをしたことがないので、今年は22回目の一人ぼっちのクリスマス・イヴを迎えた訳です。
・・・去年までの僕だったら「ぎぃいやぁぁぁクタバレやカップル共がぁぁ」と、壁を引っかいて苦しんでいたことでしょう。
聖夜の夜に街中に繰り出し、カップルを見つけては自分の命を削って呪いをかける・・・そんなクリスマスを今までは過ごしてきました。
しかしどうでしょう、今年は悟りを開いたようにとても清らかな気分なのです。
カップルの幸せを願い、世界平和を祈願し、全人類の繁栄を夜空に叫ぶという、今までの僕には考えられない行動ばかりしてしまうほどです。
マラソン選手は、疲労のピークを超えると気分が高揚して疲労や苦痛が消えると言われており、一般的にそれは「ランナーズ・ハイ」と呼ばれていますが、
きっと僕も22年目の一人ぼっちのクリスマスを迎え、ついに「クリスマス・ハイ」を迎えることができたのでしょう。
ただ、ランナーズ・ハイはほとんど死の直前みたいな現象なので、このままだと僕も近々死ぬんじゃないかなと思います。
 
さて、そんな僕ですが、クリスマスである本日は13時に起床しました。
前日のクリスマス・イヴには世界一臭い缶詰を鼻に突っ込んだり、ミニスカサンタで花火になったりと、体力をいたずらに消費したため寝坊してしまったのです。
僕は、寝過ぎたせいで頭痛がガンガン響く頭を押さえながら、リビングへと向かいました。
 
俺  「・・・おはよう。」
次女 「お兄ちゃん、クリスマスなのに寝過ぎ・・・まさに『寝過ギスマス』だよ?」
俺  「くたばれ。」
次女のクソカスみたいなクオリティのダジャレにうんざりしながらも、僕がリビングでボーっとしていると、部屋の中に飾ったクリスマスツリーの下に包装されたプレゼントを1つ発見しました。
ゲロみたいなダジャレしか言えない次女に僕が、「これ、誰のプレゼント?」と聞くと、
 
次女 「・・・サンタさんからのプレゼントだよ。他の皆はもう自分のを取ったから、それはお兄ちゃんのプレゼントじゃない?」
次女 「サンタも大変だね、まさに『サンタ苦労ス』・・・つって・ね!」
と、何番煎じだかわからないノミのフンみたいなダジャレを披露してくれました。「つって・ね!」じゃねーんだよ。
しかし、鼻クソの断末魔みたいなダジャレを言う次女はさておき、サンタさんからのプレゼントとはいくつになっても嬉しいものです。
僕が包装紙を開けると、中にはこんなものが入っていました。
 
レシピ本
喜びのあまりブレッブレの写真で申し訳ありませんが、「おつまみレシピ」なるレシピ本をもらいました。
僕はお酒が大好きで、家で一人で飲んでいることも多いのですが、そんな時にピッタリのおつまみが作れるような本です。
やはりサンタ氏、わかっていらっしゃる。まるで心が見透かされているかのように、僕の欲しい物をプレゼントしてくれました。
まあ、本当に心を見透かしているはずならば「彼女」をプレゼントしてくれるはずですが、さすがのサンタも「そんくらい自分でどうにかしろや」とのことなのでしょう。
というわけで、レシピ本をプレゼントしてもらった僕は、早速朝食のオカズとしてこのレシピ本に載っている『だし巻き玉子』を作ってみることにしました。
普段は料理などせず、だし巻き玉子も初挑戦ですが、レシピ本の通りにすれば何とかなるでしょう。
 
〜15分後〜
 
さあ、15分の格闘の末、何とかだし巻き玉子を完成させることができました。

初めてにしては何とか形にはなっていると思います。我ながらこれは傑作の予感!
それでは、いよいよ食べてみましょう! 肝心のお味は一体!
 
寝起き
「あーん・・・」
 

「モグッ・・・」
 

「しょっぱ!!!!!!!!!!」
何ということでしょう。初めて作った僕のだし巻き玉子は、岩塩でブン殴られたかと思うほどの塩辛さでした。
きっと原因は「ダシ」の代わりに入れた「麺つゆ」でしょう。本には「ダシ、大さじ5杯」とあったのですが、家にダシがなかったので麺つゆにしたらこの有り様です。
とりあえず僕は、このだし巻き玉子を『高血圧玉子』と名付け、オリジナル料理に認定したあと、大量のご飯とともに胃に収めました。
クリスマスだというのに朝からこの仕打ち。僕は「サンタよ、とんでもないものをプレゼントしれくれたな!!」と逆ギレをしながらお風呂に入りました。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

夕方には、暇過ぎたので近くの100円ショップにてゴム動力飛行機の手作りキットを買ってきました。
たまにフラっと100円ショップに行ってこういうのを買うのが好きなんですよね。せっかくなので次男と一緒に一生懸命ゴム動力飛行機を組み立てました。
 
俺  「ここはここに貼るんでしょ!?」
次男 「向きが違うでしょ! こっちでしょうが!」
俺  「おい、セロハンテープ取ってこいウンチ野郎!」
次男 「足元にあるだろ節穴ボーイ!」
・・・そして、大変仲の良いやりとりをしながら、30分程でゴム動力飛行機が完成しました。
 

果たしてどのくらい飛ぶのでしょうか。
ちなみに、事前に調べてみたところゴム動力飛行機はこのくらい飛ぶようです。
 
1分48秒から
http://youtu.be/1KowfnpPnHo?t=1m48s
・・・めっちゃ飛んでた。めっちゃ飛んでましたね。
さらに調べると700mも飛ぶゴム動力飛行機もあるらしいので、僕等は家の近くの広場で飛行機を飛ばしてみることにしました。
そして、こちらが飛行機を飛ばした動画です。
果たして僕らの飛行機は何メートル飛ぶのか、是非ご覧ください。
 

http://www.youtube.com/watch?v=1mZzWe1RBi4
 
 
まさかこんなに飛ぶとは思いませんでした!!!!!!!!!!!畜生!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見事なブーメラン飛行を見せてくれた飛行機は1回のフライトでぶっ壊れ、僕と次男はうつむきながら家路に着きました。
まさか100円でこんな悲しみを味わうことができるとは、100円ショップはあなどれませんね。
 

しかし、そんな落ち込む僕等を待っていたのは、非常に豪華(当社比)なクリスマス料理!
僕等はぶっ壊れた飛行機のことは綺麗サッパリ忘れ、素敵な料理にガッツキました。
やはりクリスマスは家族と過ごすに限りますね。世のカップルも早く別れて家族との時間を大事にしたほうがいいと思います。
 

久しぶりのパーティに喜ぶ、次男と次女。
 

長女からもらったクリスマスプレゼントを丸呑みしようとする母。
 

シャンメリーを開ける」というので、電球を割るなりのアクシデントがあると思いきや普通に開封する次男。
 

せっかくのシャンメリーを2回こぼして落ち込む次女。
・・・とても楽しいクリスマスの夜でした。週4でやりたいくらいです。
本日はクリスマスということで、とても充実した一日を送ることができました。
皆さんも来年のクリスマスは、家族と一緒に全然飛ばない飛行機を作ってみたりしてみてはいかがでしょうか。
それでは、今日はこのへんで失礼致します!
ではまた!