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【検証】何も言わずに実家に帰ったら、母親はどんな料理を作っているのか?

こんにちは、ARuFaです。

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突然ですが僕は現在、一人暮らしをしています。

一人暮らしを始めたのは約2年ほど前。就職を機に地元である千葉県から上京し、東京というコンクリートジャングルで一人暮らしを始めたのです。

最初のうちはわからないことも多く、炊飯器を丸洗いしてブッ壊すこともありましたが、2年も経てば家事も慣れたもの。今ならもっと効率的に炊飯器を壊すことができるでしょう。

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……さて、そんな感じで一人暮らしにもやっと慣れてきた僕ですが、最近になってこんなことを思うようになってきました。

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「母親の手料理、食いたすぎ」
……そうなんです。一人暮らしをしていると、どうしても母親の愛情のこもった手料理が恋しくなってしまうんですよね。

「なら、実家に帰ればいいのでは?」と思う方もいるかと思いますが、これがまた難しい問題でして…

事前に帰省することを伝えてしまうと、お祝いのごとく寿司などの出前を取られてしまい、手料理が食べられないんですよね。

まあ、僕が直接「お母さんの料理が食べたいんだ」と面と向かって言えば解決する話だとは思うのですが……それは、ねぇ?…恥ずいやん……?

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……そうこうしている内に、僕の中の『手料理欲』がウズウズし始めてしまいました。

遠く離れた母は一体どんな料理を作っているのか……そう考えただけで、もう辛抱たまりません。

……そこで今回は、母の手料理を確実に食べるため、事前の連絡をせずに帰省したいと思います。

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また、「せっかく母親の料理を食べるなら、腹を空かせたほうが良いだろう」という判断で、今回は電車や車ではなく、自転車で実家まで帰省することにしました。

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ちなみに、現在僕が住んでいる東京都目黒区から、実家のある千葉県船橋市までは約40kmほどの距離。

決して楽な距離ではありませんが、母の手料理が食べられるとあらば頑張れる気がします。

……はたして、 自分の息子が帰ってくるとは知らない母親は、一体どんな料理を作っているのでしょうか!?

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あ゛ぁーーーッ! 食いたい!! もう行く! すぐ行く!!!

 

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さあ、そんなわけで、母親の手料理を食べるため、折りたたみ自転車を走らせた僕。

よくよく思い返してみれば、実家には久しく帰っていません。母をはじめ、家族の皆は元気でやっているのでしょうか。
 

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※以前撮影した写真(父撮影)

時間というのは常に流れているもの。もう20歳になる長女には彼氏ができてるかもしれませんし、育ち盛りである次女次男は大きくなっていることでしょう。

もしかしたら、も見ないうちに老け込んでしまっているかもしれません。
 

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そんなことを考えながら自転車を走らせていると、干からびて地面にめり込んでいる花を見つけました。

もしかしたら母も、この花のようにカラッカラに老け込んでいるかもしれませんし、地面にもめり込んでいるかもしれません。

そう思うと「一刻も早く母に会って、掘り起こしてあげなくては」という使命感に駆られました。

 

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……さて、家族に思いを馳せながら1時間ほど自転車を走らせると、東京はお台場の名所「レインボーブリッジ」に差し掛かりました。
 

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マップアプリは、「ここを自転車で渡れ」と言っています。

レインボーブリッジは基本的に車しか走っていないイメージですが、マップアプリが言うのであれば、何らかの手順を踏めば自転車でも通れるのでしょう。

『何らかの手順』の内容こそ不明なので緊張しますが、ドキドキしながら入口へ行くと、係員の人が自転車の前輪に台車を付けてくれました。

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聞くと、台車をつけた状態て自転車を手押しすれば、レインボーブリッジを通行できるそうです。思ったより簡単な手順でした。

僕としてはもっとこう、「ここを通りたければ……わかってますわよね?」とエッチな女係員さん(家でペルシャ猫を飼っている)から、”通行料”と称して様々なコトをされちゃうことすら覚悟していたので、少し拍子抜けです。

……とはいえ、そんな事がまかり通っている橋が『レインボーブリッジ(虹の橋)』と呼ばれていたら世も末なので、恐らくこの時の僕は冷静ではなかったのだと思います。
 

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この写真は、そんな自分を冷静にするために撮影した写真です。モザイクでよくわかりませんが、切ない表情をしています。

……798mある橋を徒歩で渡り切った後は、台車を返却し、僕は再び自転車を走らせました。

スケベな妄想をして目的を忘れてはいけません。僕には一刻も早く母親の手料理を食べるというミッションがあるです。

うおおお~~~~急ぐぞ~~~~~!!!!

 

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すみません、「急ぐぞ~~~」と言った矢先でアレなんですが、道中に水族園があったので立ち寄ってしまいました。この行為を、世間一般では「観光」と呼びます。
 

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立ち寄ったのは、葛西臨海公園駅にある『葛西臨海水族園』。600種類を超える海の生物を見ることができるスポットです。

園内には僕が大好きなマンボウも泳いでいるとのことだったので、ワクワクしながら写真を撮りに行ったのですが、
 

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ずっと水槽の上の方を泳いでいたせいで、板きれみたいな写真しか撮れなくて最悪でした。

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そしてその腹いせに、『メダルゲームでゲットしても、1枚しかメダルをもらえなさそうな魚』の写真をたくさん撮りました。
 

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……また、園内にはペンギンもいました。

ちなみに僕の小さい頃の将来の夢は『ペンギンになること』だったのですが、寒空の下で泳いでいる彼等を見ていると、「叶わない方がいい夢もあるんだな」とシミジミ思いました。

そして、それと同時に「親の料理と水族園は、本当に関係がないな」とシミジミ思ったので、僕は水族園を後にして、早々に自転車を漕ぎはじめました。

 

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さて、そんなこんなで確実に時間をロスしつつも、僕は実家のある千葉県に突入しました。

現在地である千葉県浦安市といえば、泣く子も黙ってエンジョイしてしまうと言われている「東京ディズニーランド」がある場所です。

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そのため、道を走っているだけでディズニーランド関係の建物がたくさん見受けられます。

フラっと立ち寄ることも可能ですが、こちらは既に水族園に行っている身。その上さらにディズニーランドに行こうがものなら、人間が一日に摂取できるエンタメの許容量をバーストし、身体が爆散することは確実でしょう。

生まれ育った千葉の大地を赤く染めたくはないので、ディズニーランドは諦めました。

 

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……数時間後、陽はすっかり暮れ、気温もだいぶ下がってきました。

身も凍るような寒さの中、僕は母の手料理を求めてひたすら自転車を走らせます。空腹を維持するため、温かい缶コーヒーすら飲めないのが辛いです。

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そして実家に近付くにつれ、マップアプリが過酷な道を要求するようになってきました。

僕の実家があるのは千葉の中でも田舎の地域。そのため街灯もどんどん少なくなり、精神的にも心細くなってきますが、実家で母が待っていると思えばペダルを漕ぐ足にも力が入ります。

 

そして、計6時間のサイクリングの末、ついに……… 

 

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実家に到着しました。
暗くてほぼ見えませんが、こちらが僕が長年過ごしてきた実家です。窓からは明かりが漏れ、兄妹たちの声も聞こるので家族も在宅しているようです。

……早速、上京する際に作った合鍵でドアを開け、「ただいま~」とリビングのドアを開けると、次男と次女が驚いた顔で駆け寄ってきました。
 

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うっわ、めちゃくちゃテンション高い。

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「えっ! お兄ちゃん!? なんで!? なんで急に帰ってきたの!?」
 

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「あれ!? あれれ!? あれれれ?? なんで!? ねえ!? ねえねえ!!?」
 

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「わああああああ~~~~!!!!」
うっせ~。

僕は部屋をスーパーボールのように駆け回る兄妹をショルダータックルでなぎ倒し、目的である母の元へと向かいます。

 

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さて、肝心の母はというと、まさに夕食の料理中でした。

何も言わずに帰省したので、今母が作っているのは、ごく自然に作られた純粋な『母の手料理』と言えるでしょう。

……では、一体どんな料理が作られているのでしょうか?

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ちなみに、出発前には事前に母が作りそうな料理を予想していました。

冬場に、簡単に作れて、かつ母親の得意料理であり、僕の好物……この方程式から導き出した僕の予想がこちらです。

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ズバリ「肉じゃが」でしょう。息子歴25年の勘がそう言っています。

そして次点でいうと「シチュー」、大穴で「きんぴらごぼう」と言ったところでしょうか。どれも母が昔から作ってくれていた『おふくろの味』です。

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……さあ、それではいよいよ拝見してみましょう。

息子が何も言わずに実家に帰った時、母親は一体どんな料理を作っているのでしょうか!?

その答えがこれだ~~~~~~~~!!!!!

 

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えっ


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何?
ちょっと待って下さい、何ですかこれ。庭に敷く石みたいに切られた肉が、赤く着色されています。

完全に意味不明なので母に料理名を聞と、「鶏肉をケチャップでやってみたヤツ」とのことでした。何だよそれ。

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……まさか自分の母親が、こんなアグレッシブな料理を作っているとは思いませんでした。

動揺を隠せない僕に母は、「その鶏肉は賞味期限が切れてるよ」と謎の追い打ちをかけてきましたが、一旦聞こえないフリをして、とりあえず食べてみましょう。

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「パクッ……」

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「まあまあウマい……」

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「いや、まあまあウマくはあるけどもッッ!!!」

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「初めて食べる味~~~~!!」
6時間かけて実家に帰ってきたと言うのに、なぜ賞味期限切れの肉を食わされなくてはいけないのでしょうか。

怒りのあまり、気付けば僕は大声で叫びながら、母親にショルダータックルをブチかまそうとしていました。
 

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「肉じゃがを食わせてくれ~~~!!」

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ッパン!!


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すみませんでした。
 

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……こうして、久しぶりの帰省は母の裏拳からの腕ひしぎ十字固めで幕を閉じました。

母いわく、「何を作ろうが、私が作っている限りそれは『おふくろの味』なんだから大人しく食え」とのことです。すみませんでした。

ちなみに、僕が予想していた肉じゃがは、2日前に作っていたそうです。惜しかったんかい。

 

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……そして、母の夕食を食べ終えた僕は、再び自転車にまたがり、40kmの道のりを経て東京の自宅へと戻りました

帰り道はひたすら体力との戦いで必死だったのもあり、特に写真は残っていないため、省略します。

 

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……はい、そんなこんなで、自宅へ帰ってきました。

途中で水族園に行ったとはいえ、ほぼ一日中ずっと自転車を漕いでいたので、もうクタクタです。
 

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身体も汗でベトベトするので、ここは一つ、シャワーでも浴びてサッパリしたいと思います。

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うわ~、見て下さい。ペダルを漕ぎ過ぎて足がもうパンパンです。

疲労が溜まっているせいか、お尻も勝手にピクピクと動いてしまう始末…

これは一刻も早く、シャワーを浴びに行きましょう……ってうわっ!

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ガッ!!


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「うわああああああ~~~~!!」


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ドサッ…… 

 

 

明けましておめでとうございます。