友人とボウリング日記!

こんちは!
何でもいいので、とにかく特殊能力が欲しいARuFaです。
特殊能力ってすごくかっこいいじゃないですか。その人にしかできない事や、その人だけの特技や能力ってすごく憧れるんですよね。
もう、馬鹿みたいにスズメが寄って来たり、腋の下からアサガオを生やせたり、地球上の全てのパンダの交尾を支配できたりとかでいいので特殊能力が欲しい次第です。
 
・・・さて、そんな僕は数日前に大学の友人であるラユ君と一緒にボウリングをしに行きました!
とても楽しかったのですが日記に書けるタイミングがなかなか無かったため、本日は満を持してその事について書いてきたいと思います。
関係無いですが「満を持して」って響き、ちょっとエッチですよね。
ではどうぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
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10月21日

この日、僕は大学の友人であるラユ君と一緒にボウリングに行く約束をしていました。
ボウリングに行く事が決定したのは前日の深夜。ラユ君からの突然の電話がきっかけでした。
 
ラユ 「起きてる?」
俺  「おう、深夜に急にどうした? お腹痛いのか?」
ラユ 「なんで腹が痛くなったらまずお前に電話するんだよ。お母さんか。」
俺  「・・・じゃあ何なの?」
ラユ 「いやね、深夜って急にめっちゃラーメン食べたくならない?」
俺  「わかるわ。深夜のラーメンの食べたさは異常だよな。発作みたいに急に食いたくなる。」
ラユ 「まあ、とにかく・・・」
ラユ 「明日ボウリング行こうおやすみ。
俺  「オッケーおやすみ。
・・・という感じで、何の脈絡も無く突発的にボウリングに行く事になったのです。
会話の関係性が全く無いため、もしこの通話を盗聴されていたとしたら、聞いている人は「マジかこいつら。」と思っていることでしょう。
ともかく、ボウリングに行く事になった僕等は16時に津田沼駅の「みどりの窓口」前にて待ち合わせをすることになったのです。
 
しかし遅刻
しかし僕は家を出る直前にズボンに味噌汁をこぼしてしまい、結局待ち合わせには5分遅刻してしまうハメに。
時間としては5分程度の遅刻ですが、さすがに何も連絡をしないで遅刻するのは忍びないので、遅刻することをラユ君にメールで伝えることにしました。
 

「・・・了解! じゃあ俺も5分くらい遅れて着くようにするわ! お互いゆっくり待ち合わせしようぜo(^-^)o」
ただ普通に遅刻することをメールで送っても怒られるだけなので、「ラユ君から『5分遅刻する』という内容のメールを受け取ったことへの返信」というシチュエーションで送信してみました。
実際にはラユ君からそんなメールは来ていないのですが、こうすることにより、まるでラユ君の遅刻に合わせてあえて僕が5分遅れたように見えますよね。
そして、むしろ僕の方から「お互いゆっくり待ち合わせしようぜo(^-^)o」と相手を気遣う文面を送ることにより、相手を許す立場を巧みにこちらにすり替えることもできます。
そう! このメールを送ることにより加害者と被害者は見事に逆転し、本来怒られるべきである僕は、相手を許してあげる立場へと変貌したのです。
まさにピンチをチャンスに変える奇策。僕がこんなメールを受け取ったら相手をぶん殴りますが、ラユ君なら許してくれるでしょう。
まあ結局、直後にラユ君から「了解って何だよ。何も言ってねーだろボケ。」という返信が届いて今回は失敗に終わったんですけどね。
 

さあ、そんなこんなで5分遅れて待ち合わせ場所である「みどりの窓口」に到着した僕ですが、そこにラユ君の姿はありませんでした。
ここで待ち合わせをすることは前日に確認したので確かなはずです。もしかしたらラユ君は怒って帰ってしまったのでしょうか。
僕がそんな事を考えていると、ラユ君は普通に8分遅刻して登場しました。
つまりは、5分遅れて到着した僕の3分後にラユ君が現れたのです。お前も遅刻してんじゃねーか。
 
ラユ
俺  「お前が遅刻してんじゃねーか!!!!!!!」
ラユ 「俺は遅刻しないなんて言った覚えは、ない!!!!」
俺  「散々俺に文句を垂れてたのに、お前のが遅いってのはどういうことだよ!!!!」
ラユ 「いいか、よく聞けよ。俺が悪くないことを証明するから、聞け。」
俺  「俺よりも遅く来たことを、悪くないと言えるのならやってみ。」
ラユ 「いい?『誰が遅刻をしたか』という考え方は凄くネガティヴな考え方なの。でもここはポジティブに考えようよ。」
ラユ 「つまり、『誰が遅刻をしたか』じゃなくて、『誰が早く来たか』っていう考え方をするべきなわけ!」
ラユ 「そう考えるのならば、お前は俺よりも3分も早く到着したんでしょ? 偉いよ。俺よりも3分も早く到着するなんて偉いでちゅね〜。」
ラユ 「偉い偉い。3分! 3分も早く来たんでちゅね〜。180秒早く到着しただけなのに偉いでちゅ〜。」
ラユ 「まとめると、『誰が悪いのか』じゃなく『誰が良いのか』で物事を考えられる大人になりたいって話。以上だよ馬鹿野郎。」
俺  「よーし! 解散だ解散!!!! おつかれ!!!!!!!!!」
ラユ 「ほんとごめん。」
・・・どれだけ詭弁を並べても、そもそもお互いが遅刻した者同士なので何も言えません。そのためこの件はお互い様ということになりました。
「お互いが時間通りに来ればよかったね。」と、小学生のような反省をし、僕等はボウリング場へ歩き出します。
 

さあ、そんなこんなで色々ありましたが、ボウリング場へ到着しました。
今さらですが僕とラユ君はボウリングが大好きなので、自然とテンションも高ぶります。
僕等はアハハウフフと言いながら受付を済ませ、軽やかなステップで準備を済ませました。
 

・・・家族連れやカップルなどでにぎわう店内。その中でついに、僕等のボウリング対決が始まります。
 
真剣
俺  「潰す。」
ラユ 「殺す。」
勝負には常に全力。それが僕等のルールです。全力で相手を叩きのめします。
ちなみにスコア表はこんな感じです。
 


『りんご』がラユ君、『みかん』が僕です。名前は僕が決めて良いとのことだったのでこうなりました。
ラユ君は「こいつに任せなきゃよかった」という顔をしていましたが、すでに勝負はここから始まっているのです。
ラユ君、もといりんごちゃんには絶対に負けられません。
 

話し合いの結果、勝負は2ゲーム目とし、最初の1ゲーム目は練習として軽く投げることにしました。
この時は練習ですので、お互いに楽しくボウリングを楽しみました。
ここで気付いたのは、僕とラユ君はボウリングの実力がほぼ互角ということ・・・
お互いにスコアは130前後という一般的なスコアなので、こうなってくると、先に集中力が切れた方が負けという感じでしょう。
そして、肩慣らしの1ゲーム目が終了し、ついに勝負の2ゲーム目が開始されました。
 
2ゲーム目
ラユ 「ウオラアアアアアアアア!!!!」
2ゲーム目開始直後、なんとラユ君は1投目からストライクを取り始める好スタートを切りました。
何と言うことでしょうか。奴は1ゲーム目で実力を抑えていたのです。
ラユ 「勝てばいいのだよ勝てば!!!!」
恐ろしい男です。
・・・・僕も負けじと奮闘しますが、
 
オラー
 
やべ
1ピン残ってしまいました。これを取るか取らないかでラユ君と大きな差が出てきてしまいます。
こうなったらアレをやるしかないですね。・・・そう、ボールと心を通わせる僕の必殺技、テレパスボール』です。
 

「集中しろ・・・集中するんだ・・・」
 

「・・・・・」
 

「ボールの神よ、俺に力を!!」
 

シュン・・・シュンシュンシュン・・・・
 

シュシュシュシュ〜〜〜〜ン!!!
 

「いいですか? 落ち着くのです、あなたならやれます」
 

「サンクス!」
 

うおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
倒せた
そんな感じの茶番を入れつつ僕は本当に残りの1ピンを倒し、勝負開始の一投目はラユ君のストライクと僕のスペアという白熱の幕開けとなりました。
・・・そしてその後も僕等は抜いた抜かれたのシーソーゲームを繰り広げ、点数は互角のまま勝負は進み・・・
そして、ついに最後の僕の一投が回ってきました。
 

何とドラマチックな展開でしょう。僕の最後の一投はプロでも取ることの難しい配置となりました。
しかも、これをスペアしなければ僕は負けてしまいます。絶対に外せません。
・・・ここは、あの必殺技『テレパスボール』をするしかありませんね!
 

「ボールの神よ、俺に力を!!」
 

シュン・・・シュンシュンシュン・・・・
 

シュシュシュシュ〜〜〜〜ン!!!
 

「まあ適当にやればいいんじゃないッスか?」
 

「心ここにあらずじゃねーか!!」
・・・結局、ボールの神に見放された(集中力を欠いた)僕はスペアを取ることができず、勝負に負けてしまいました。
 


よって、ボウリング勝負はラユ君の勝ちです!
  

勝者:ラユ
ラユ 「手に汗握り過ぎてあせもできそう。」
俺  「でも・・・いい勝負だったな。」
ラユ 「だな!」
 
ガシッ
僕等は土手で殴り合った中学生のように、勝負の後に固い握手を交わしました。
全力で行う勝負の後には、友情が深まるものなのです。
 
俺  「・・・まあ、俺たち服かぶってるけどな。」
ラユ 「余計なこと言うんじゃないよ。」
そして僕等はボウリング場を後にし、肩を組んで居酒屋へと向かいます。
 

 

ボウリング勝負で負けた僕は約束通りラユ君に一品をごちそうし、僕等はしこたまお酒を飲んでベロベロになりました。
 

気の合う友人とボウリングをしてお酒を飲む。これほど素晴らしいことはありませんね。
この後、僕はトイレでゲロを吐くわけですが、それはまた別のお話・・・
この日は非常に楽しい一日でした。今回は2人という少数精鋭で遊びましたが、今度は大勢の友達と遊んでも楽しそうだなとも思いました
皆様も是非、仲の良い友達と真剣に勝負をしてみてはいかがでしょうか!?
きっと、さらに友情を深めることができると思いますよ!
それでは、今日はこのへんで失礼致します!
ではまた!